鯰尾藤四郎に愛され過ぎているようですが、気づいていません。【完結】

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主「よーし、今日の内番発表するから耳かっぽじってきけよー」


主が内番を言ってくれているのに全然頭に入ってこなかった。


主「畑当番。鯰尾、A」


「え？」


主「鯰尾、頑張れよ！」
鯰尾さんの肩をぽんっと叩いて去っていった。


鯰尾「また、一緒ですね！よろしくお願いします！」


「はい」






鯰尾「あー、今日も暑いですね」


「そうだね、でも、当番ですから、頑張りましょう」


鯰尾「そだね」






トマトや茄子などを収穫していく。


パッと葉っぱの部分を見た。


うにょうにょと動く芋虫。





それが大の苦手なのだ。



「き、きゃあ〜ーーーー！！！」


鯰尾「どうしたんですか！？･････！？////」
抱きついてしまったが、今はそれどころじゃない。

「あ、あれ、あれ」
ガタガタ震えながら、芋虫の方を指差す。



鯰尾「芋虫ですか？」


「ダメなんです！！どこかにやってください」

鯰尾「わかりました」
葉っぱをとって、どこかにやってくれた。


「も、もういませんよね？」


鯰尾「はい！どこにもいませんよ」


「よかった･････ってごめんなさい！･････あの、抱きついてしまって････」



鯰尾「大丈夫です。さあ、続けましょう」


「はい」

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