愛し愛され。2【Fischer's】

素直になれない　dama　リク ページ20

A side







「…おい。」


「んー？」


「…今なら一緒に寝てやってもいいぞ。」


でた。ダーマのツンデレ。


きっと最近一緒に居れなかったから、ダーマなりの甘えなんだと思う。


ふふっ。今日はちょっと意地悪しちゃおっかな。


「んー。私まだ眠くないから先寝てていいよ。」


言ったあとにダーマの方を見る。


そしたら想定外の言葉だったみたいで私をじっとみつめてた。


「…どうした？ダーマ、寝ないの？」


「っ…！…も、もう寝る！」


そういって寝室へ行ってしまった。


あーあ。素直になってくれなかったか。


惜しいことしたな。


今からダーマに言って一緒に寝よっかな。


そんなことを考えてたら、ダーマがまた戻って来た。


「どうしたの？寝ないの？」


「A…。」


「ん？」


「…一緒に寝よ。」


最後の方は小さくなって聞こえづらかったけど、確かに聞こえた。


「…うん。私も眠くなってきた。寝よ。」


二人でベッドに潜る。


「ふふっ。ダーマが素直になるなんて珍しいね。そんなに一緒に寝たかった？」


「別に！俺はいつでも素直だ！俺は一緒に寝てやってるだけだ。」


「ふーん。あ、私眠くなくなってきちゃった。やっぱり起きるね。」


そういってベッドから出ようとしたら袖をぎゅっと引っ張られた。


「…やだ。一緒に寝て。」


「はいはい。ダーマ。おやすみ。」


「ん…おやすみ。」


素直なダーマも好きだな。









どうでしょうか…！
私的にデレが多すぎたような…
直してほしいところなどありましたらなんなりと！
明日、モトキさんの方を書かせていただきます！

本当は　motoki　リク→←俺だって　motoki　リク

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