"時の旅人"、参謀総長、革命軍 2 (ページ31)

今日:9 hit、昨日:2 hit、合計:305,508 hit

悪魔の実ページ31

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

時刻は深夜

サッチはキッチンで朝の下ごしらえ

「サッチ」
ｻｯﾁ「お？珍しいな、どうしたー？」
「眠れなくて」
ｻｯﾁ「んー、じゃあサッチ様が眠れるようにホットミルクを作ってやる！」
「ありがとー！」

鍋に牛乳を煎れて温める
それを俺専用のマグに煎れ
ブランデーとハチミツを煎れる
カチャカチャと混ぜる音が響く

「なぁ、サッチ」
ｻｯﾁ「ん？」
「俺が、守るから」
ｻｯﾁ「ん？ボソッと言うなよ聞こえねーだろ」
「んふふ、何でもなーい」

少しずつ近付いてくる物騒な気配
俺は気配を消してるから向こうは気付いてないらしい

ｻｯﾁ「ほら、サッチ様特製ホットミルクだ！」
「あったかい……」
ｻｯﾁ「どうだ？」
「美味いよ」
ｻｯﾁ「だろーなー！」

カタン、と音がしてティーチが入って来た

ﾃｨ-ﾁ「ゼハハハ！なんだ、(人1)隊長も居たのか」

どこにも属してないのに隊長って呼ばれること増えたなぁ、、なんで？？？←

「じゃあ俺戻るわ。サッチ、ありがとな」
ｻｯﾁ「はいよー！」

パタンッ

俺がドアを閉めて足音を少しずつ小さくしていく
気配を消していなくなったフリをするとティーチが話し始めた

サッチは悪魔の実を見せてくれと頼むティーチを疑わず見せた

ﾃｨ-ﾁ「サッチ隊長、食わねｪなら俺にくれないか」
ｻｯﾁ「何言ってんだティーチ。
悪魔の実は見つけたヤツが好きにしていいってルールだろ
俺は調べてからどうするのか決めるんだ」
ﾃｨ-ﾁ「そうか、、だったら、、、こうするまでだ！！！」

突然トーンの下がった声

ティーチの振り上げた手には

キラリと光るナイフが握られている

サッチもそれに気付いたのか後ずさった

俺はそれを狙ってサッチの前に飛び出した