"時の旅人"、参謀総長、革命軍 2 (ページ30)

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悪魔の実ページ30

ｻｯﾁ「4番隊行くぞー！！」

4番隊『『おおー！！！！！！』』

「んん？なに、今日は4番隊なんだ？」

サッチに紅茶入れてもらおうと食堂に行くと
甲板から叫び声が聞こえた

ﾏﾙｺ「オヤジの首を寄越せだとよぃ」
「はぁー、阿呆な奴等だ」

見張り台に移動するとそこにはマルコが居た

ﾏﾙｺ「サッチがなんか手ェ振ってるよぃ」
「なーに、あれ。楽しそうだな」

敵船に乗り込んだサッチが俺達をみつけたのか
物凄い笑顔で手を振って来るから俺も手を振り返す

……………なんか、ロジャー海賊団にいた時のシャンクスを思い出すなぁ
冷たく接してた時も俺を見つけると笑顔で手を振って来たんだよね

ｻｯﾁ「たぁーいりょーだぁー！！！！」

敵船を落として戻ってきたサッチは
沢山の食料と宝を持って帰ってきた

「随分沢山持ってきたな」
ｲｿﾞｳ「大して無さそうな船なのにな」
ｻｯﾁ「それがよー、きっと何処かの海賊と海軍でも落としてきたんじゃねーかって話だ」

ﾏﾙｺ「それはあるかもねぃ、
これ、海軍のマーク入ってるよぃ」
「ホントだ」

海賊落として海軍落としてオヤジの首を狙って
逆に落とされるなんて残念な海賊団だな

ｻｯﾁ「あ、そーだ！！見ろよこれ！こんな物があったんだ！！」

バーンッ！と効果音が付きそうな勢いで木箱を開けたサッチ

周りがざわめく

「……………悪魔の実か」
ｻｯﾁ「すげーだろ！？でもまだなんの実か分かんねぇんだ」
「それをどうするのか、早めに判断することを進めるよ」
ｴ-ｽ「食うのか？くっそマジィぞ！」

おぞましいオーラが後方でしている
後ろを振り向きたくない
でも誰も気付かない、この視線

ヤミヤミの実

サッチとエース、

白ひげ海賊団の

未来を狂わす

悪魔の実

大丈夫。誰も死なせないから。

自分にそう言い聞かせ俺は

心を落ち着かせるためにオヤジの元へ向かった