護るべきものがここにあった

隣にいなくていいよ ページ36

貴方side


なんで？なんでなんで？？

終どうしよう、口塞がれた手で


終(ぶっ飛ばしてどかせば？)


むり……傷つけたくない

終(……ごめん)

終が謝ることじゃない、よ。



黒｢……なぁA。また、記憶消すか？｣

あ、手がどいた

貴｢仕方ないですよ。仕事ですから｣

研｢仕事だからってそんな残酷なことある？

今からみんな呼ぶよ？｣

貴｢仕事に私情を挟んではいけないんですよ。

とくに僕の仕事はね。

《血鬼術 停止束縛》

《血鬼術 ブラックワープ》｣


終(停止束縛ねぇ、俺もよく使ってたわ〜)

そ？確かに便利だよね！！


痛くないよう束縛したから大丈夫なはず


思い出してくれてありがとう
ずっとこのままが良かった

正直すぐ動けなかったよ、多分それは

僕の私情だ。

ごめんね。皆を危険に晒したくない

こんな世界でも


皆に…生きてて欲しいの


だから、みんなを守るためだから

もう僕の隣にいなくていいよ。



し｢うわぁ！、、A？？今は合宿中では！？

血鬼術…で来たんですか、？｣


貴｢しのぶさん、任務前ですよね、夜ですけど

話出来ますか？｣


し｢今日は非番です、大丈夫ですよ、でもなぜ？｣


貴｢みんなの記憶が無いことに青葉城西は混乱しました。そして、理由を説明してる時に…

音駒の1人の男子に聞かれました

そして…記憶が戻っていました


それだけならまだ良かった

でも

彼は録音し、音駒の皆に聞かせ、皆の記憶が戻りました。

もう一度消してください…悲しいけど、でも

もう青葉城西には話してるので聞かれることはないかと

機械に関しては僕の…終の血鬼術で記録を無くせるので｣


し｢今すぐ行きましょう……

烏に頼んでお館様に報告してもらいましょう｣






しのぶさんは僕の血鬼術で移動し
すぐに記憶を消してくれた


その時、記憶をけす瞬間、

夜久さんが“本当にこんな事をしたいのか？”

って言った


したくないよ。

でもね、大好きな皆を守るためだから

我慢できるよ





貴｢お待たせ〜｣

か｢随分遅かったね？｣

雪｢じゃがりこ食べる〜？｣


貴｢途中でスマホ落としてて、探してたのw

見つかったけどね、じゃがりこ食べる！｣



なんか……



皆を騙してるようで


やだな

薬の効果→←完全じゃないの？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す