山下健二郎、ツンデレはじめました。② (ページ5)

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『 …… 』

「なぁ、まだ怒っとるん？」

シチューの材料と溢れんばかりのお菓子が入ったレジ袋を持ちながら何度も聞いてくる

「なぁ、ってばぁ」

『 …うっさい』

「スーパーでキスしてすんませんってばぁ」

『ホントにわかってる？』

「分かっとる、分かっとる！」

少し食い気味に答えるこの人は…
きっと分かってない。呆

「やけど、Aも嫌そうじゃなかったで？寧ろもっとって顔しとった「殴るよ？」 …調子に乗りました、すんません。」

『睨』

「もうしません！汗」

『 ……しないの？』

「ふぇ？」

『変な声(笑) 』

「な、それどーゆう… 」

ちゅっ

私たちしか乗ってないマンション内のエレベーターに響くリップ音

「な、な、な、ななななな /// 」

『ｸｽｸｽ笑なななって笑」

「おまっ、不意打ち /// 」

『さっきのお返しやで？アカンかった？』

「小悪魔っ/// ちょっとこい、」

『おわっ』

ぐいっと引っ張られる腕

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

『ちょっ …ふぁ/// …ん// 』

部屋に入った瞬間、始まる深っかいキス

部屋いっぱいに響くリップ音

『け、ん…ち///… ふ//… 』

ﾁｭｸﾁｭｸ

2人の舌がいやらしく絡み合う

途端に唇が離れ2人を繋ぐように銀の糸を弾く

「んっ、Aの顔可愛え。」

ちゅっ

私の口を舌でこじ開け
上の歯茎をゆっくりとなぞる
その感覚に震える

下の歯茎をなぞり舌を掬い上げ少し強めに吸う

『ﾝｧ// ふ// ……ﾝﾝﾝ/// 』

苦しくなって酸素を求めようと離したらそれは叶わずまた絡まる舌

「んっ/ ちゃんと、こっちに集中して」

ﾁｭｸ……ﾁｭｸ

『 …ﾁｭ…ﾝｯ……ﾁｭ…ﾝﾊｧ…ﾁｭ /// 』

「そんな声だすなって// 感じすぎ」

『うるさっ.、い// 』

「もう止まんなくなるからお終い。ええ声やったで？」

『黙れ』

「すんません、… 」

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