08ツン ページ9
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ジリジリジリ
「ふぁ〜、眠ぃー…」
いつものように目覚ましを止めカーテンを開け、背伸びをする
コーヒーを淹れサンドウィッチを作り、
またいつものようにAを起こす為マンションの階段で一階下まで降りる
ガチャ
「あーあ、こんな散らかして〜」
ドアを開ければ脱いだ服やカバンが散らばっている床。しゃーなし。片付けるか…
「ハッ…これアカンのちゃう?冷たくせなアカンのに片付けたらいつもと変わんないよな…」
そう思い、片付けていた手を止める
「A、起きろ」
…反応、なし。
…ですよね〜笑
「おい、はよ起きろや」
『んー、起きるー…』
「A、朝目覚めいいんじゃないんやっけ〜?」
ガバッ
『な、何でそれを!」
「雑誌笑」と笑えば 見んといてーや//(照)なんて照れてる笑
「まっ、はよ行くで?」
『洋服、選ばんの?』
「はいはい笑」
白襟の付いた白ベースのワンピースに青のカーディガンを合わせる
「ほい」
『わぁ、オシャレやんな♪』
「当たり前やろ笑 ほら行くで」
ん〜、と言いながら後ろを付いてくる
ガチャ
『ふぁ〜、やっぱけんちーの部屋いい匂い♪』
いい匂いというか、オレの部屋に置きっぱなしのお前の香水の匂いやけどな笑
甘いってわけでもなく強い匂いってわけでもない
ふわふわと微かに匂い、花をベースとした落ち着くような香り
「朝飯、食うやろ?」
もちろん!って言いながらも既に食べはじめていたAに笑いながらオレもサンドウィッチにかぶりつく
幸せな朝のひととき____
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作者名:マリ | 作成日時:2016年6月12日 14時