検索窓
今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:121,223 hit

45ツン ページ46

.





下を向いて俯いてるから、表情は髪の毛で隠れていて見えない



怒る?



泣く?




…いやきっと、困った顔して笑うんだろうな




これから避けられるんか?




もう会えないん?




嫌やな…




ま、



‘‘ たとえ、会えなくなってしまってもきっとキミを愛してしまうだろうけど ’’





.





しばらく続いた沈黙で口を開いたのはAやった





「………ほんまに?あたしのこと好きなん?」





え。




本人にそう聞かれると…恥ずいな //





「え、あ、おん…///」





そう答えると何かを考えているようにまた黙るA




『……ずっと、あたしのこと好きでいてくれる?』




『…これから何があっても。』




と聞くのでオレは迷いなく、




「当たり前やろ、…で、彼女になるん?ならないんか?」



ちょっとふてくされたようにそういうオレに




ぎゅっ




「おわっ /// 」




優しく抱きつく




「…いいよ、なってあげる。‘‘ 彼女 ’’ 」




とコイツは言った




ん?




てことは?





ってことは……Aがオレの彼女?





「っ〜……」




ポタッ




ポタッポタッ




『え…泣いてんの?』




「っ // 泣いてへんわ ///」





嬉しすぎて、




幸せすぎて、





溢れる‘‘ 想い’’に気づかれないよう



もう一度腕を引っ張り強く抱きしめる




「お前はオレのもん!!オレはお前のもんや!!」





そう叫び




「……ほんま、好きや」




首元に顔を埋め、そう囁く



首筋を赤く染めながらコイツは




『知っとる 笑 』




オレの大好きな笑顔で微笑んだ







.

46ツン→←44ツン



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
429人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マリ | 作成日時:2016年6月12日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。