45ツン ページ46
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下を向いて俯いてるから、表情は髪の毛で隠れていて見えない
怒る?
泣く?
…いやきっと、困った顔して笑うんだろうな
これから避けられるんか?
もう会えないん?
嫌やな…
ま、
‘‘ たとえ、会えなくなってしまってもきっとキミを愛してしまうだろうけど ’’
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しばらく続いた沈黙で口を開いたのはAやった
「………ほんまに?あたしのこと好きなん?」
え。
本人にそう聞かれると…恥ずいな //
「え、あ、おん…///」
そう答えると何かを考えているようにまた黙るA
『……ずっと、あたしのこと好きでいてくれる?』
『…これから何があっても。』
と聞くのでオレは迷いなく、
「当たり前やろ、…で、彼女になるん?ならないんか?」
ちょっとふてくされたようにそういうオレに
ぎゅっ
「おわっ /// 」
優しく抱きつく
「…いいよ、なってあげる。‘‘ 彼女 ’’ 」
とコイツは言った
ん?
てことは?
ってことは……Aがオレの彼女?
「っ〜……」
ポタッ
ポタッポタッ
『え…泣いてんの?』
「っ // 泣いてへんわ ///」
嬉しすぎて、
幸せすぎて、
溢れる‘‘ 想い’’に気づかれないよう
もう一度腕を引っ張り強く抱きしめる
「お前はオレのもん!!オレはお前のもんや!!」
そう叫び
「……ほんま、好きや」
首元に顔を埋め、そう囁く
首筋を赤く染めながらコイツは
『知っとる 笑 』
オレの大好きな笑顔で微笑んだ
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作者名:マリ | 作成日時:2016年6月12日 14時