山下健二郎、ツンデレはじめました。

13ツン ページ14

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帰り道＿＿





『あー、美味しかった〜♪』




「それは、ようござんした(泣笑」





コイツほんまよう食べるよな笑
モデルって普通はあんま食べへんのちゃうん？
ま、あんま食べへんより美味しそうに食べる子の方がええけどな。






『ね、撮影どうだった？』






「ん？んー、せやなぁ。ま、良かっ…」
あ、あかん、あかん。
ここはツンデレ風に…




『？』




「ま、アレやな。馬子にも衣装やな。」
…ん？
だっー！間違えた！
馬子にも衣装とか褒めてへんやん(汗




「いや、あの、その(焦」




急に立ち止まり振り返る




『結局は似合ってたってことでしょ？』




え？！
ポジティブすぎやありません？！
ま、ええか笑





「そ、そうやで？」




『ﾌﾟﾌﾟｯ笑 』




急に笑い出したから
なんやねん…と聞けば
『なんでもな〜い♪』なんて言う





『それよりさ、のりの映画いつ観に行く？』





「いつでもええよ」





『じゃあさ〜、あし…あ、駄目だ。明日は同窓会だ』




…すっかり忘れとった。
明日か…
不安しかないんやけど。





「…ならさ。明後日のレイトショーで観に行かへん？」





『えーよ。うはー、楽しみや♪』






明日の挽回を出来たらって思う。
必ずや頑張ってみせる。






「な、そういえばさ。お前ってさ、ツンデレ
好きなんやろ？」





『え…？』





雑誌に載ってたわ笑と言うと
少し何か考えて 『そうそう、キュンってする』
キュン…？
ツンデレってキュンとするん？
そら、効果絶大やん！





話をしているともうAの部屋の前。






「じゃあ、明日楽しんで来いよ？明後日…
楽しみにしとくわ」





ほなね。
とエレベーターに向かって歩き出した瞬間






ぎゅっ





「うおっ！？// /」





抱きしめられてるオレ。
うおっ、あったけぇ〜///
なんかフワフワして、
顔が熱くなる




『いつもありがと…』





「急になんや笑」




『それと、…』





ん？と聞くと
少し間があいて
小さく、





『………ごめん。』





と言った






「なにがや？」





って聞くと





『…なんでもない。じゃ、明後日ね。
おやすみ…』






と部屋の中に入ってしまった






なにがごめんなんや？
意味不明な言葉の意味を考えながら
明後日の事を考えていた





「ぜってー、進展してみせるわ！
レイトショー、楽しみっや〜♪♪」









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