上奏 2 ページ8
沈んだ空気の中、蔡沢と言う老人が一歩前に出る
政に挨拶をし、政もそれに対して言葉を返す
そして壁が、三代前の王の事を
すなわち戦神と恐れられた昭王の時に丞相を務めていた方だった事を話した
だがここで壁はある事実に気づく
壁「今は専ら極東の国、「燕」に出向されていると聞いたが...」
それから先日所用で戻ったことを伝えた蔡沢は、
ある爆弾発言をする
蔡「早う大きゅうなりなされィ大王。この蔡沢は、強き者にのみ、お仕えいたしまするぞ」
その発言にAは咄嗟に『相変わらず...』
と声を上げてしまった
周りからの視線が自分に注がれていることが分かったAは取り乱した
言わば顔が真っ赤に染まってりんごのようである
そこで呂不韋があることを思い出したように
目を見開いてこう言った
呂「大王様、此度はこの子の紹介もあって訪問させて頂いたのです。この子の名は...「A...だったか」
なんと政がAの事を知っていたのだ
すぐさま呂不韋は
呂「ほう、Aを存じ上げておりましたか。...まだまだ先の話になると思うのですが、時期五柱目になるのではないかと私めは期待しておりまして本日紹介にあがらせていただいたのです。」
と言葉を並べた
それに対して流石に信は納得いかなかったらしく、
信「はァ!?ンなちんちくりんなガキがァ!?」
と、思わず叫ぶが
政「...口を慎め、信。確かにAは俺やお前より年下だが、既に五百人将の位を手に入れている。それも初陣たった一回でな」
という政の言葉一言でもう、
信の思考回路はショートしていた
呂「ではAの紹介も終わりましたし、我々もそろそろ失礼を...」
と、その場を去ろうとする呂不韋に
現呂氏四柱である蒙武が一言、
「待て」
と言った。
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南南東(プロフ) - 夢主ちゃんと昌平君の絡みが最高です!楽しく読ませて頂いています<(_ _)> (2022年8月2日 16時) (レス) @page21 id: 74d17b21fe (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - かなでさん» いえいえ、あんまり気になる程のあれじゃないのでw楽しく読まさせてもらってます(*´艸`) (2021年9月28日 9時) (レス) id: 667be50b60 (このIDを非表示/違反報告)
かなで - ユリさん» ほんとですね...!!無知で申し訳ない💦 (2021年9月28日 1時) (レス) id: 09771bce21 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - コメント失礼します、23ページや38ページの「付箋」はもしかして「伏線」の間違いではないでしょうか? (2021年5月25日 18時) (レス) id: 667be50b60 (このIDを非表示/違反報告)
かなで(プロフ) - 星雲1234さん» ありがとうございます!! (2020年12月23日 16時) (レス) id: 2c2de7bbac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かなで x他1人 | 作成日時:2020年7月2日 0時