合流 ページ31
咸陽に総大将の名前の報告があった頃と同刻、
王騎達の目は瀕死の馬陽を捉えていた。
そしてAはというと
A『…蒙毅』
蒙毅「やあA」
貂「A！！」
乾原近辺の古い山城跡で蒙毅達と合流していた
A『はぁ…本当なら今頃軍長達と軍議とかしなきゃいけなかったんだけど』
と呆れながら言うAに貂と蒙毅は何か感じたようで、
心底呼んで良かった、と思ったらしい
A『まあいいよ、ここで情報収集して伝えたらいいだけだし』
ある意味それならここでの方がやりやすい…とAは呟いた
そして秦軍の戦いを静観していたある日の昼ごろ
？「ほー、早くも趙軍は雲隠れするようですねー」
？「……それより李牧様、先客がいるようですけど」
李牧と名乗る人物が「へ？」とこちらを見上げて
李「どーも」
と言った
即座に蒙毅達はおかしい、と思い戦闘態勢をとった
だがAは蒙毅達が感じている事とは別の事を感じていた
それは戦場に出た事があるからこそ分かること
見た目とは真逆、
強い武の気配を漂わせていた事だ
その気配がとてもAには恐ろしく感じた
そんな時、切迫していた戦況が動いた
それ故に李牧は移動を提案した
我々の馬は近くにないから、と
その一言でAは確信した
李牧と名乗る人物が武将である事を
そして趙軍、つまり敵の将の可能性が高いと言う事を
こんなところにいるのだから趙人か秦人のどちらかであるのは間違い無いが、
秦軍の将をきめ細やかに記憶していたAの脳内に
李牧という名もなければ顔もない。
敵だと判断することが妥当だろう
すると蒙毅が口を開いた
剣を渡してくれる条件を飲み込むなら承諾する、と
それを李牧が受け入れた為移動することになった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
南南東(プロフ) - 夢主ちゃんと昌平君の絡みが最高です！楽しく読ませて頂いています<(_ _)> (2022年8月2日 16時) (
レス) @page21 id: 74d17b21fe (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - かなでさん» いえいえ、あんまり気になる程のあれじゃないのでw楽しく読まさせてもらってます(*´艸`) (2021年9月28日 9時) (レス) id: 667be50b60 (このIDを非表示/違反報告)
かなで - ユリさん» ほんとですね...!!無知で申し訳ない💦 (2021年9月28日 1時) (レス) id: 09771bce21 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - コメント失礼します、23ページや38ページの｢付箋｣はもしかして｢伏線｣の間違いではないでしょうか？ (2021年5月25日 18時) (レス) id: 667be50b60 (このIDを非表示/違反報告)
かなで(プロフ) - 星雲1234さん» ありがとうございます！！ (2020年12月23日 16時) (レス) id: 2c2de7bbac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かなで x他1人 | 作成日時：2020年7月2日 0時
