好きになるわけない。5

本心。 ページ6

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ずっと黙って百面相をしていたジミンが口を開いた






JM「俺はなんでこんな女にずっと片思いしてたんだろうか……」





SR「……え？」





サラちゃん、気付いてなかったんだ……





JM「こんなにクズだとは思ってなかった


……でもなんだか嫌いになれない」





馬鹿なのかなこの子は



好きな人のことをクズとは言わないでしょ





SR「頭おかしいんじゃない？」




自分で言っちゃうサラちゃんは何故か目に涙を溜めていた





JM「…ジョングクの事大好きだったんだろ」





SR「いやそんな昔のこと言われても！笑」





そう言って笑ったサラちゃんの目から涙が零れた




黙ってサラちゃんを見つめるジョングク




JM「いつもサラを見てたんだから分かるよ」




SR「いや何言ってんの」




そう言いながらも止まらないサラちゃんの涙




JM「…俺も沢山泣いたよ笑

ここにこんなにサラが好きな人がいるのにどうしてずっとジョングクを好きなのかなって思った」




ついに黙り込んだサラちゃん





SR「ごめん……」




その視線はジミンに向いていて






ジミンは凄く悲しそうな顔をしていた







SR「…グクが大好きだった、ううん今も大好き


手放したくなかった、でも私も愛されたかった


他の男と会っても何も言わないし嫉妬もしてくれないし


それでも私のものにしておきたかった」





俯くジョングク



私は物凄く居心地が悪かった




テヒョンが背中をポンポンと叩いてくれて




"大丈夫"って言ってくれてる気がした

決断。→←衝撃。

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