64 -KHside- ページ14
誰もいない部屋に帰って
電気も付けずベッドに座る
自然と流れてくる涙
「また泣いてるし」
情けない、本当に
Aの前でも泣いて
女々しいって思われたかな
本当は分かってた
Aが本気で俺を好きなわけじゃないって
きっと懐かしかっただけだろうって
でも、それでも、嬉しかった
少しでも俺を必要としてくれている事が
付き合おうって言われた時は
舞い上がってキスとかしちゃってたけど
翌朝起きてみて、冷静になってみたら
明らかにここ最近Aがときめいてるのは俺じゃない
わかってるんだけど
自分のモノにできるうちにしておきたかった
本当に正直な話をすると
ウォノもヒョンウォンも、親しい人の彼女奪おうとする奴らじゃないから
今のうちにって、ずるいこと考えてた
わんこは危険だけど……
案の定、朝迎えに行っても
俺から手を繋いでみても
Aの反応はイマイチだった
分かってた、
分かってた、
「俺の事好きになってよ……」
暗闇の中でそう呟いた
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千尋 - キュヒョンの「「俺の事好きになってよ…」で爆発しましたTTうお〜ん切ない!更新楽しみにしています! (2018年3月29日 14時) (レス) id: 8337028c26 (このIDを非表示/違反報告)
まなな - すごくいいですね(泣)次楽しみにしてます!!! (2017年8月23日 0時) (レス) id: 060d5c8b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てみー | 作成日時:2017年4月4日 0時