とある日の日常 ページ50
HS「二人で歩いて行こうなんて冗談じゃない!俺はいつでもAの隣なの!いい?わかった?」
結婚して二年も経つのにホソクは相変わらずの溺愛っぷり
「オッパそろそろ限界だよ、そのキャラ」
Aに言われても彼は隣を離れようとしない
彼女は一時多くの非難を浴びた
しかし、そも非難も長く続かず、放送が流れた半年後には普通にサイン会に出ていた
ArmyがAの悪口を言うもんなら、ホソクが満面の笑みで反抗するから対して被害も受けずに済んだ
結婚して人妻になったとはいえ、ホソクは俺とAが一緒に住むことを頑なに拒んだ
いまだに宿舎で暮らしているし、どこか出掛けようにもホソクの許可がいる
妹バカにも困ったもんだ
「ナム!今日作業室お邪魔してもいい?」
ホソクの溺愛は度を増すが、一方でAはうまい具合にホソクのガードを擦り抜けて、俺とデートの約束を取り付ける能力を身につけていた
ちょうどホソクがトイレに行っている間
メンバーが別のことに集中している間
彼女は問いかけてくる
「もちろん。ホソクには」
「オッパには適当に誤魔化しておくから心配しないで。打ち合わせっていっとけばなんとかなるし」
「ふふふ。わかった、作業室で待ってるね?」
「あ!オッパ帰ってきた!それじゃあねナム」
誰にも気づかれない様に、小さく手を振る彼女を見送ると、Aが部屋を出た瞬間にホソクが帰ってきた
HS「お前誰かと喋ってたの?」
「誰とも喋ってないよ?何か聞こえたの」
HS「気のせいか、Aの声がしたんだけど」
「やだな、Aは今事務所にいるはずだろ?怖いこと言うなよ」
HS「だよな。まいっか」
じゃあなーって部屋に帰っていくホソク
「ふう危ない危ない」
完全にホソクが部屋に入ったのを確認して、俺はこっそり宿舎を出る
キャップとサングラスとマスクをしてなるべく下を向いて事務所まで向かう
「待ってたよ、ナム」
大好きな笑顔を浮かべる愛しい人がいる作業室
「________사란해」
「나도」
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これにてホソクの妹!完結です
途中で方向転換したおかげでよくわかんなくなっちゃいました。いろいろ足りないものばかりです
精進します
2020/06/01 こむぎ
新作です今夜拾っていただく予定のジミンです
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作者名:こむぎ | 作成日時:2020年5月5日 2時