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JK「ホソギヒョン、」
青ざめたマンネに優しく微笑むと、ホソクは私の方にくるりと向き直った。
HS「Aや、いつも言ってるだろ。男はろくなこと考えてないんだから、すぐ誘いに乗っちゃダメだって」
『アーウンハイハイ』
毎回恒例のダル説教。これがまたはじまると長いんだよなあ。
HS「こらAちゃんと聞きなさい、いいかい」
この始まりかたとこの無駄に優しい口調！
これは説教パターン3っ！一番長いやつだ！
逃げろっ！
『ほいほいついていきません。ごめんなさい(早口)』
爆速謝罪をかましてわたしはオアシスの元に駆け込む。
オッパが引き止めてる声はするけど、そんなもん知らん！
『ナムオッパ！』
メンバー1大きいナムオッパの背後に隠れる。
NJ「またホソギの過保護が出たのか？」
えくぼを浮かばせ、ふわりと笑うナムオッパ。わたしのオアシス。
NJ「あんだけ構ってくれるなんていいじゃないか。俺にも構って欲しい」
HS「ナムジュナとAは違うんだよ！ほらこっちおいでA！好物のチキンあるぞ」
ひょいひょい、と手招きするオッパ。しかたねえ、チキンがあるなら休戦だ。
NJ「チキンで釣られるAも可愛い」
ゆっくりナムオッパの背後から出ていくと、わしゃわしゃと頭を撫でられた。「ほらチキンとホソクが待ってるよ、行ってきな」
『うん！』
オアシス好き！と心の中で叫びながら、チキンに駆け寄った。
HS「これ辛いチキンだけど食べられる？」
『大丈夫だって言ってるじゃん！これ100万回くらい言った！』
HS「無理してたり、我慢してないか？」
『もーうるさいオッパあっち行って！』
わたしは今美味しいチキンをテヒョンと一緒に頬張ってるんだからっ！しっし、と手で追い払うと絵に描いたように落ち込んだオッパの姿。
HS「俺Aにあっち行ってって言われた、無理ほんと無理しんどい病む、」
TH「希望が絶望に変わった瞬間だね」
『毎日やって飽きないのかな』
TH「毎日ラーメン食べても飽きないでしょ？」
『ああそっか』
チキンを頬張る私たちを尻目にジミンはマンネに尋ねた。
JM「ジョングガ、今の2人の話の意味って」
JK「ヒョンもヌナもお互い好きってことです」
JM「言葉が通じる奴がいて僕はほっとしてる。愛してるジョングガ」
JK「僕はヌナの方が愛してます」
JM「マンネのくせに生意気」
JK「ジミニヒョンはチビだから」
JM「しばくぞ」
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作者名：こむぎ | 作成日時：2020年5月5日 2時
