ホソクの妹！ (ページ19)

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さすがに合コン会場に1人で乗り込む勇気はないので、Aたちの座った席の隣に1人腰掛けた。

ビールとおつまみを頼み、彼女たちの会話に耳を傾けよう。

男「今日は来てくれてありがとうございます！まずは自己紹介から！俺はキムソジュンです。今は大学病院で働いてます」

収入はいいだろうが、俺たちには劣るな。次。

男「こんにちは、銀行員やってます。パクミンジュです」

銀行員か。堅物そうだ。Aには合わない。Aに合うのはもっと活発でラップができるやつだぞ、覚えとけ。

女「はじめまして！カンヨラです。とある事務所でファッションコーディネーターやってます」

ん？あれはうちの社員じゃないか？大変センスの良い服を提供してくださる方だったはず。よくA服をもらうのはもしかしてこの方かな。ヨラさん、ありがとう。Aに大変よく似合う服をくれて。

A『こんにちは、チョンAです。今日はよろしくお願いします』

男「Aさんはなんのお仕事されてるんですか？」

A『ヨラさんと一緒の事務所でメイクとして働いてます』

ほう、メイクヌナに化けるつもりなのか。なかなかいいぞ。この前の女装メイクもなかなかだった。

男「じゃあお二人とも仕事仲間なんですね？」

ヨラ「そうなんです。お二人もそうなんですか？」

男「ええ。高校からの仲で、就職してもよく遊んでるんですよ」

A「へえ～いいですね！そういうの憧れちゃいます」

おや？Aってこんなに優しく微笑むタイプの女の子だったか？もうちょっと野性的に笑う子だと思ってたが。・・・もしかして、Aは二面性があったりするのか？

ここに来てAの“女”としての顔が垣間見れそうということで、俺はもう一杯ビールを頼んだ。

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ナムジュニ～