ホソクの妹！ (ページ17)

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幸せな食事の時間が終わってみんなそれぞれ行動を始める。
　

ゆったりくつろぐヒョンもいれば、元気にはっちゃけてる奴もいる。

そして僕がこれから何をしようかと言うと、僕は今キッチンに向かっている。

ホソギヒョンが一番風呂に入っているこの時、絶交のイチャつきタイム！

Aの皿洗い中にイチャイチャするぞ！

「A～僕も手伝うよ」

『んーんもうすぐ終わるから大丈夫』

「じゃあお皿しまうの手伝うね」

『ありがとー』

僕は流しに立つAのことをジッと凝視する。

ホソギヒョンに似て綺麗な肌としなやかな曲線。

Aはもう一緒にいすぎて、妹みたいな存在だけど、やっぱり女の子として見てしまう自分がいる。

服を新しく買う時だって、Aに似合うかなーとかサイズあうかなーとか、そう言うことばっかり考えてしまう。

この子とデートしたら楽しいんだろうなーとか。

そんなことになったら、翌日には僕はこの世から消えてるだろうけどね。

かわいい妹、かわいい女の子。

どっちの意味でも大好きなんだよね。

『あ、終わった』

ピーっと食洗機が鳴る。

「よーしじゃあ片付けてテレビでも見よ！」

『パクソジュンみる』

「えーまたぁ？」

『なんでよ、かっこいいじゃん』

「たまには僕らのライブDVDでも見ようよ」

『みんながデビューしたての頃のやつならいいよ』

「む」

ちぇ、最近のDVDを一緒に見てあわよくば『ジミンカッコいー』って言って欲しかったんだけどな。

『デビューしたての頃私倒れまくってたから、あんまりライブちゃんと見れてないんだよね。かと言って最近のは、他のArmyよりもじっくり、毛穴の穴見るくらい見たからなあ』

「そういえばそうだったね。せっかくデビューできたのにA来れなくてみんな残念がってたなー」

『ジミンのヒップホッパー時代もちゃんと見なくちゃね！マネージャーとして！！』

よし！なんて言って張り切っちゃってるけど、僕はあんまり見て欲しくないな。

デビュー当時はまだ一緒に住んでたわけじゃないし、お互いよく知らなかった。でも今はずっと一緒にいて、二重の意味でかけがえのない人。

過去の僕よりも、今の僕を見て欲しいんだ。

『ま、DVDなんか見なくたって、みんなの魅力は充分分かってますけどね』

そう言って胸を張るAがどうしようもなく可愛くてしょうがない。