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視線の先 ページ37

JK side

Aさんは本当に手際がいい。


ジ二ヒョンもいつもすごいなー(他人事)って思いながら見てたけど、Aさんはもっとすごい。


綺麗な一筆書きで料理が完成していく。



・・・手際が良すぎて、俺が手伝えない。



「あ、のAさん」


「なーにジョングク君」


リズムよくピーマンが切られていく。


「俺、なにすればいいっすか」


「んーーじゃあご飯あと何分で炊けるか見てきてくれる?」


「わかりました」



俺はくるりと踵を返して、炊飯器の元へ急ぐ。


・・・あと3分か。


炊飯器の液晶に表示された時間を確認したら、またやることがなくなってしまった。


こりゃどうしたもんか。

Aさんにまた聞くのも恥ずかしいし、かといって自分だけくつろげない。



ーーーーガチャ。



ドアが開いてジミニヒョンとその背後に怪しい二人組。


・・・めっちゃ不審者来た。

ジミニヒョンの背後にぴったりとくっついて台所を覗き見る二人ーーーーユンギヒョンとテヒョニヒョンか。


なんで二人とも不審者になってるの?



・・・・・・じっとこっち見てくるし、なんだよ。ちょっと面白い顔でもして気をそらしてこよう。


俺は小走りで3人に駆け寄って、顎を引いて白目むいてみる。


なかなかの破壊力だと思うんだけど。


ーーーーーあれ、3人(主に2人)とも俺のこと見てない。



まさか、視線の先にいるのは、Aさん、!?


そう考えたとき、俺は考える前に体が動いていた。








「ヌーナ、ご飯あと3分で炊けますよ」






ぎゅうーってヌナのあったかくてやさしい身体を抱きしめていた。





「ヌナ、すごくいい匂いがする。好き」

キャパオーバー→←ヤキモチ3人組



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ねこ(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!楽しそうだしいいですね〜! (2019年7月15日 13時) (レス) id: b5c5f58849 (このIDを非表示/違反報告)
Nini and Riri(プロフ) - 一戸建ですか?マンションですか?建物がどんなのか分かりずらいです。理解能力乏しいのでよかったら教えて下さい。 (2019年6月30日 8時) (レス) id: fde96aa48f (このIDを非表示/違反報告)
リハ(プロフ) - さくらんぼさん!ありがとうございます!頑張って更新するので、感想よろしくお願いします! (2019年6月28日 21時) (レス) id: e47f721d9b (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ - いや〜、ハマりました! 次回作、待ってます! (2019年6月28日 17時) (レス) id: 9ed812cc99 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リハ | 作成日時:2019年6月25日 23時

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