ルームメイトはお爺ちゃん！【YG】

スーパーwith窓拭きさん ページ34

今日は月曜日。


アパートのマンネ、ジョングク君とのお弁当当番。



昨日の夜何食べたいか聞いたら、牛肉っていうから、現在ジンさんと一緒にスーパーに来ています。



「ジンさん、そんなに買うんですか、いつも」


ジンさんはカート２つ持って私の後ろをついてきている。



「ヤーうちの子たち育ち盛りだからねー。特にマンネたちはびっくりするぐらい食べるよ」



ジンさんは窓拭きしながらもポイポイ必要な食材をカゴに入れていく。



「だからあんなに冷蔵庫大きいんですね」



初めてジンさんたちの部屋に入ったとき、大きな冷蔵庫と広いキッチンを見て、ここは天国かとなんど思ったことか。



「ま、その分食費もかかるんだけどね


ジンさんは玉ねぎとにらめっこしながら言った。

「そういえばジンさんってなんの仕事してるんですか？」


「お、知りたい？」



「え？まあはい。大量の食費がどこから出てるのか気になります」



「オッパはね、僕が大家やってる家に行ってお金くださーーーいって言うだけの簡単なお仕事だよ」



「へーそうなんですね」



「あーAちゃん今意外と簡単そうって思ったでしょー？これがね、意外とそうでも無いのよ」


「そうなんですか？」


「だって全然お金くれない人とか中に入るからねー。だからオッパはいつも、力ずくでお金とってるの」



「力？えっ」



「あひゃひゃ、あ！Aちゃん今日牛肉特売日だよ！グギのためにいっぱい買って行ってあげよう」


ジンさんは華麗に牛肉コーナーへ向かっていくが、私は呆然と立ち尽くしていた。



あのジンさんが、力ずくでお金巻き上げてるの？



なにそれ、ウケる。



ジンさんが居住者に対して「おいゴラァ」って言っている姿を想像して思わず吹き出してしまった。



「プクク、、、」



「ヤー！！Aちゃん今僕のこと想像してバカにしたでしょ！！！オッパ怒るよ！！！ワールドワイドハンサムさんが怒りの鉄槌下すよ！！！」



「馬鹿にしてませんって！！！」





私はジンさんの元へ駆け出した。



今日はどんなご飯作ろうかなー。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


早くイチャイチャしてくれ(懇願)







追記


ツイッターフォローしてくれたら嬉しいです。

出来立てホヤホヤですが、皆様のリクエストとかインスピレーションをいただきたいです
@Riha_uratsuku2

張り切りうさぎ→←うさぎさんドキドキ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す