day4【今大路峻】 ページ5
とある日の昼下がり。今日は雲ひとつない快晴だと言うのにこれはどういうことでしょうか？
『峻さん、まだ片付けてから1週間も経ってないのに…こんなに散らかるんですか?!』
「なんもしてねぇ」
『空き巣にはいられたみたいになってるじゃないですか!』
今日は峻さんとお家デートの予定だったのだ。確かに一週間ほど前に1度綺麗にしたのだ。しかし、これは一体何があったんだろう？いつもよりもちらかってる気がする…
『もう…じゃあさっさと片付けちゃいましょう！一緒にやったら早く終わりますし！』
「……」
『峻さん！！』
「…やるって言ってんだろ」
『聞いてませんけど…早速始めますよ！』
と、気合を入れて掃除を始めたはいいものの、さっきからずっと背中に重みがある。峻さんが私の腰に手を回してずっとくっついてるのだ。
『峻さーん、掃除しましょう？』
「Aが一緒にって言ったんだろ？」
『いえ、そういう意味ではなくてd』
「いいから、手動かせ」
私の言葉をさえぎり、全く離れる気のない峻さん。ずっとくっついていられるのにあまり慣れていないため、だんだん恥ずかしくなってきた私。力づくで峻さんをどかそうとするも…
「なに？まさか力で勝とうと思ってんのかよ？」
『そのまさかです！そろそろ離れてください！』
「なんで？」
『なんでって…そ、掃除か進まないからですよ！』
「ふーん？顔真っ赤だけど？」
『うっ…』
にやにやと私の顔を見て楽しんでいる峻さん。全くそんな整ってる美しい顔で近づかれたら私の心臓が止まることを分かっていないのだろうか、この人は。この人のせいで毎日毎日心臓が止まりかけているというのに…
「離して欲しかったらさっさと掃除終わらせろよ」
『峻さんが手伝ってくれたらもっと早く終わりますよ？』
「俺もやってんだよ」
『どこやったんですか？』
「その棚」
峻さんが指した棚を見た時よりは綺麗になっている。いつの間に綺麗にしたんだろう？
『いつの間にやったんですか？』
「お前が掃除機かけてる間」
『え、でも峻さんずっと…』
「両手じゃなきゃできないなんて誰も言ってねぇだろ」
またしてもにやにやと私を見てくる峻さん。私にくっつきながらも片手で棚の整理をしてたのはすごい。そして、あれやこれやと話してるうちになんとか終わらせることが出来た。その間ずっと峻さんはくっついたままだったが…
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ツバサ(プロフ) - リクエストなんですけど服部耀さんお願いします (2020年3月29日 11時) (
レス) id: 569f9ab0cc (このIDを非表示/違反報告)
アニメLOVE(プロフ) - リクエストなんですが神楽くんお願いします！ (2020年3月14日 22時) (レス) id: 3948edf683 (このIDを非表示/違反報告)
nshi(プロフ) - 槙くん、リクエストしたいです！更新楽しみにしています。 (2020年1月20日 21時) (レス) id: 689df7c616 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - リクエストなんですが桧山さんお願いします 更新頑張ってください (2019年11月8日 0時) (レス) id: c6358938b4 (このIDを非表示/違反報告)
コロリン - めっちゃよきです！！！ありがとうございます！これからも頑張ってください！！ (2019年6月29日 11時) (レス) id: 88bd50a5e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜月 | 作成日時：2019年6月25日 18時
