貴女は誰のお姫様に…

day3【朝霧司】※司さん目線 ページ4

コロリン様リクエストありがとうございます!!
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今日は目まぐるしい1日だったと自宅へ向かうためエレベーターに乗り込む。朝から大きな星が動き、一課全員で現場に向かい犯人を確保した。確保後は事情聴取やら書類整理やらで帰宅するのが遅くなってしまった。玄関の前に着き、ドアを開けると

『司さん、おかえりなさい！』

と、愛しい人が出迎えてくれる。

「ただいま、Aさん」

『今日もお疲れ様です！』

「ありがとうございます。Aさんもお疲れ様です」

そう言ってAさんにキスをすると、彼女は驚いたような顔をした。その顔が可愛すぎて自分の胸の中に彼女を閉じこめる。

『わっ。ふふ〜司さん好きです』

ギュッと彼女が俺を抱きしめ返してくれているのが伝わってくる。可愛い言葉付きで。もっと、もっとAさんが欲しいと思ってしまう。

「俺も好きです。いや、愛してます世界で1番。やはり宇宙一です」

彼女が顔を先程よりも赤くさせ、見せないようにか俺の胸に顔をぐりぐりと押し付けてくる。こんな行動もまた可愛くて、このまま食べてしまいたいと思う。

「Aさんといると俺は抑えがきかなくなる。本当に貴女が可愛すぎて俺はどうにかなってしまいそうです」

『私も司さんのこと宇宙で1番愛してます』

俺はたまらなくなって再び彼女にキスをする。そっと唇を離し、先程よりも強く彼女を抱きしめる。独占欲など抱かないと思っていたが、彼女を独り占めしたいと思う気持ちがこんなにも強い。きっとこれが独占欲なのだろう。

「Aさん、これからもずっと俺のそばにいてくださいね」

彼女の髪にそっとキスをすると彼女は笑顔で『はい！』と言ってくれた。これからも彼女の隣にずっと居続けたいとそう願いながら彼女の作った夕飯を食べる。

少し前までこんな感情を抱くはずがないと思っていた。だが今は、この感情がこんなにも温かく、優しいものだと彼女に教わった。彼女を一生守りたいと、隣で笑って過ごしていたいと願いながら今日も彼女との幸せな時間を楽しむ。

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