樺倉先輩には弟がいるようです。 (ページ5)

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迷子2 ページ5

とりあえず人を探そうとは、したが中々人が見当たらない。
移動して人を探すべきなのか？と拓人の頭の中で絶賛会議中なのである。しかし、その答えは絶対に移動してはいけないのである。何故なら、過去に二度、移動して更に迷子になったことがあるからである。さてと、話を元に戻す事にしよう…。
どうやら拓人の脳内会議が行われている内に、
人通りが多くなって来た。ようだ。
「すみません。」と声を掛けてみたが、無視された回数が2回。次こそは必ず、道を聞いてやる！。と思った。その時、、高校生くらいの女の子が通りかかったので頑張って道を聞いてみようと思う。
「あの。忙しい所すいません。道を尋ねたいですけど。少し良いですか？」
「はい。全然良いですけど、この後バイトがあるので。手短にお願いします。」そう見せられたのは、さっき通ったマンションまでの行き方だった。「あぁ。ここでしたら、真っ直ぐ行くとT時路があるんですけど、左に曲がってさらに真っ直ぐ行くとありますよ。」「あ。親切にありがとうございます。お礼にプリン２つあげます。では。」

さっきの人凄いなぁ。もう着いたよー。あと、可愛かったなぁ。

さっきの人たかが道教えただけなのに、プリンくれるなんて凄い人だなぁ。

エレベーター→←迷子