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3LDKの古い家
一人暮らしの私にとっては充分すぎるくらい
そんな家の一番奥の部屋
そこが私の作業部屋
私は高校は通信制を卒業
卒業して19歳の今は服をリメイクしたり、小物やアクセサリーをつくったりしてネット販売をしている
今日も同じように起きて、顔を洗って、朝ごはんをたべて、作業をする
販売側であり、個人営業だから
その日その日で作るものをしっかりと決めている
｢今日は……
午前中までに買い物にいく か……｣
外に出ること
私にとって苦痛でしかないけど仕方ない
今月はもう買い物をしなくていいように多めに買うことにしよう
マスクにメガネ
冬本番ではないけどもう寒い
自転車に乗って私は家から近いところと少し遠い2件の手芸屋に行った
何気なく手芸屋でリボンを選んでた時
私は高校生の女の子2人組のうちの1人と目が合った
それから私にはその子の声が聞こえ始める
目が合わなかった方の子が
A｢このリボンかわいくない？！？！！♡｣
そう笑顔でもう一人に話しかける
このことに対して
B｢ほんと！！すっごいかわいい！似合ってるよ！！！｣
と1人が言う
でもこの子の本当の声は
B『やっば、まじ勘違い( 笑 )そんなんつけてたらダサすぎてw』
A｢こっちも可愛いし、あーー！！迷う！｣
B｢ゆっくりじっくり選んで決めなよ〜｣
B『はぁだっる。まじ早く決めてよ、どうせブスなんだから、、、疲れるわ〜……』
ごめんなさい
その場から離れた
私は目が合うとその人の本当に思ってる声が聞こえる
他にもある
触られても同じようにその人の考えてること、少しだけだけどどんなことをしてる人なのか、過去になにがあったのか、そんな事が頭に流れ込む
これは両親が3歳の頃に病気で亡くなって
祖母の家、そう今住んでいる家に来てからのことだった
祖母｢A？何か食べる？お腹は減ってない？｣
『可愛いなぁ、寂しくないかなぁ、悲しくないかなぁ、』
｢ううん、大丈夫
おばあちゃん私寂しくないよ、悲しいけど大丈夫だよ｣
おばあちゃんはビックリして
祖母｢Aは本当の声が聞こえるんだね？｣
小さく頷くと
祖母｢それはいいようで辛いことかもしれないねえ
けどちゃんと前を向いて歩いて
明るく楽しく生きなさいね｣
優しく撫でてくれるおばあちゃんはとてもあたかかった
そんな私は今
下を向いて歩いてる
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すもも - 面白くていつも楽しくよんでます！落ちはウジくんだと嬉しいです。 (2017年11月25日 2時) (
レス) id: 95e86b69e5 (このIDを非表示/違反報告)
アウラ(プロフ) - 面白くて続きが楽しみです〜！個人的にはソクミナがいいなぁ(о´∀`о)更新頑張ってください！ (2017年11月17日 0時) (レス) id: 5625d7cc9f (このIDを非表示/違反報告)
どんぐり(プロフ) - すごく面白くて毎回楽しく読ませてもらってます！個人的には、ソクミンがいいです(^^) (2017年11月12日 20時) (レス) id: 5122aeaac1 (このIDを非表示/違反報告)
むー(プロフ) - 素敵なお話を書いてくださってありがとうございます。個人的にはウジくんがいいです…！ (2017年11月12日 6時) (レス) id: b9f587e336 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - このままソクミンがいいです！ (2017年11月10日 23時) (レス) id: e346f8546b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しほ | 作成日時：2017年10月17日 21時
