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umehara side










車を出て気になった洋服屋さんに入る
私は祐希くんと一緒にメンズの方を歩く





祐希「Aオシャレだから俺のも選んでよ」


『え、祐希k……の私が選ぶんd……の?』


祐希「笑笑 頑張って笑」


『笑わないで……』


祐希「はい、選んで!」


『はーい』








私はどんどん洋服を祐希くんに当ててコーデを組んでいく。
祐希くんは自分で選びたいんじゃないの?と思いながら彼の顔を見るけどずっとニコニコしてて、なんならスマホだして私のこと撮ってるんだけど……





『祐希?写真辞めない?』


祐希「やだ」


『なんでぇ』


祐希「後でインスタあげんの」


『やめてください』


祐希「敬語戻った!罰ゲームであげるね」


『あっ、もぉー』









他愛ない話をしながら2パターンのコーデを祐希くんに持たせて試着室に入れる


祐希くんスタイル良いからなんでも似合うよな〜って思いながら待っていると






祐希「終わったーどおー??」


『かっこいいよ!祐希なんでも似合う、ずるい』


祐希「んふふ、嬉しい、次着る!」


『はーい笑』







ハイテンションな祐希くん珍しすぎる笑
明日朝から練習あるから疲れないといいけど
まっ、楽しそうだからいいか










私が選んだ服を見事に全てご購入されて笑
ご飯も食べてそろそろ帰ろうかとなった時に






祐希「はい、これ」


『ん?』


祐希「今日、つきあってくれてありがとうのお礼」


『えっ、これ、いいの?』


祐希「Aにね、貰って欲しいんだ。」









細長い箱を開けると
そこにはシンプルなデザインのネックレスが入っていた




これよく祐希くんが付けてて可愛いって言ったことが前に1度だけあったんだっけ







『これ、私が可愛いって言ってたやつだよね』


祐希「うん。俺とお揃いになっちゃうから嫌じゃなければ」


『ありがとうございます。大事にします。ふふっ』


祐希「まぁた敬語戻ってるし笑」


『あっ笑』


祐希「まあいいや笑 つけてあげる。かして」










ネックレスを渡して髪の毛をあげる
するとひんやりとした感触がしてネックレスが首にかかる






祐希「これからも俺を支えてくれる?」


『もちろんです!今まで以上にトレーナーとしてサポートします!!』


祐希「ふふ、うん。ありがと」









それから試合の日には必ず日本のキャプテンの首にはネックレスが必ずかかっていた





A、力貸してね。

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作者名:林檎うさぎ | 作成日時:2023年10月27日 2時

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