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＊
「岸、いいの？」
「え、何が？」
「A。今日えらく北斗と樹とべったりじゃん」
「まあ、何かあった感満載だけどさ」って、
くいっとすずちゃんが顎で指す先には、
チュロスの屋台みたいのに並ぶ3人の姿。
何を話してんのかは遠くて分かんないけど、何か、
北斗くんをいじっては楽しそうな感じで。
「いやあ...、そうなんだよ、そうなんだけどさあ」
「何？見てるだけで何もできないって？」
「だって何か訳ありげな...そんな感じじゃない？」
「それは分かるけど、せっかくの状況なのにさ」
「いや、別に、そんな特殊な状況じゃ」
「いや、今日会社でも会社帰りでもないんだよ？
休日で、テーマパーク、目線の先には好きな人。
こんな特別感ある日もなかなかないでしょ」
「しかも今日はライバルがいない、と...」
って、...え、ライバル？何の話？誰のこと？
「えっ、ていうか何でバレてんの！？
俺がAのこと好きなの、言ってなくね！？」
「いや、逆にその態度で分かんない方がビビるわ。
多分同期みんな薄々察してるよ？」
ええ...、マジか、俺そんなバレバレですか...！
自分では全然バレてないつもりだったし、
え、もしかして、会社の同期にこれってことは、
学生時代も周りに十分にバレてたんじゃ...？
「まあ、あっちもあっちでバレバレだし、
そこはどっこいって感じかな」って、
...え、だからさっきからそれは誰の話なの！？
眺める先の3人はやっぱり楽しそうで、
「北斗今日は奢れよ！」なんて樹くんの声が響く。
...俺も、一緒に列並べばよかったかな。
「まあ1日長いし、2人になることもあるでしょ。
気になるんならちゃんと聞いときなよ」
「...何かすずちゃん、母さんみたい」
「そういうこと言うと協力しないよ」
「はい！ごめんなさい！すみませんでしたッ！！」
...俺だって、ちょっとくらい頑張るし、うん。
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千(プロフ) - ありがとうございます！すっごく元ちゃん可愛くて最高でした。ゆっくりでいいので、これからも楽しみにしてます♪ (2019年5月26日 16時) (
レス) id: 9e904029aa (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 千さん» だいぶお待たせしてしまいましたが、続編書かせて頂きました。リクエスト頂いてありがとうございました！ (2019年5月25日 8時) (レス) id: 6193b7c26e (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - ありがとうございます！無理しなくていいので、ゆっくり書いてください♪楽しみにしてます。 (2019年3月9日 7時) (レス) id: 9e904029aa (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 千さん» コメントありがとうございます。楽しみにしてましたなんて嬉しいです...！元太くんの続編、了解致しました◎いつになるかはお伝えできませんが、近日中に頑張ります！引き続きよろしくお願い致します。 (2019年3月8日 7時) (レス) id: 6193b7c26e (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 続編楽しみにしてました。良かったら松田元太くんのキュートなお年頃の続きを書いていただけたりしますか…？ (2019年3月8日 2時) (レス) id: 9e904029aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり | 作成日時：2019年3月6日 21時
