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「うわ...、どこも空いてないねこりゃ」
学食に入って、1歩目を踏み入れてすぐ、
花純はそう言って嫌な顔でこっちを振り返って。
続いて入って、その顔はすぐ、みんなに伝染する。
「しょうがないよね、この時期だしな」
「さっさと飽きてくれよほんと」
「さすがにまだ1ヶ月だよ？いくら何でも無理よ」
「そんな大して美味しくないって！早く気付け！」
「ちょ、リカちゃんそれ言わない！」
「まあそんな学食に通わざるを得ないのが、
私たち寮生であるのであってですね」
『寮生だから、っての理由にすると未歩が怒るよ』
「あーそうだわ、あの子お弁当女子だもんね」
「そういえば今日未歩どうしたの？」
「彼氏とドライブデートでしょ？学校サボって」
「そうだった！あの年上キラーめ！」
『それこそお弁当持ってってるんじゃない？
海に行くとか何とか言ってたよ、確か』
「春の海だあ？未歩なんぞには100年早いわ！」
「はいはい、花純さん荒れなーい」
ぐるぐる歩き回るけど、どこもかしこも人だらけ。
春、新年度が始まってしばらくの学食は、
まだ学食というものに夢を抱きがちな、
可愛い新入生たちで溢れかえるのがお決まり。
...なんて、私たちも3年前はああだったのにね？
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千(プロフ) - ありがとうございます！すっごく元ちゃん可愛くて最高でした。ゆっくりでいいので、これからも楽しみにしてます♪ (2019年5月26日 16時) (
レス) id: 9e904029aa (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 千さん» だいぶお待たせしてしまいましたが、続編書かせて頂きました。リクエスト頂いてありがとうございました！ (2019年5月25日 8時) (レス) id: 6193b7c26e (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - ありがとうございます！無理しなくていいので、ゆっくり書いてください♪楽しみにしてます。 (2019年3月9日 7時) (レス) id: 9e904029aa (このIDを非表示/違反報告)
りり(プロフ) - 千さん» コメントありがとうございます。楽しみにしてましたなんて嬉しいです...！元太くんの続編、了解致しました◎いつになるかはお伝えできませんが、近日中に頑張ります！引き続きよろしくお願い致します。 (2019年3月8日 7時) (レス) id: 6193b7c26e (このIDを非表示/違反報告)
千(プロフ) - 続編楽しみにしてました。良かったら松田元太くんのキュートなお年頃の続きを書いていただけたりしますか…？ (2019年3月8日 2時) (レス) id: 9e904029aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり | 作成日時：2019年3月6日 21時
