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静かな戦い ページ9

廊下に出て人の気配がないと感じた私は無表情になる。

そのままさっきいたばっかのLの場所に戻ろうと廊下を歩いた。






━━━その頃、Aの目的地では。

ソファにおかしな座り方で座り、Aの資料をおかしな掴み方で掴み読んでいる人物がいた。

その資料を読みながら、世界の切り札は静かに呟いた。


「コイツはキラに会わせてはいけない…ここに置いとかなくては。」






やっとLの部屋に着いた。
ガチャッと扉を開けると同時に私は笑顔になる。

A
「竜崎さん…ではなく、L。話があります。」

Lは特徴的な黒い目でじっとこちらを見ている。
もうバレたのか、と言わんばかりだ。

A
「私、貴方の後継者になる気はありません。なので日本に返して下さい。姉も待っていますし。」

あなたが本当のLなら、これだけで分かるでしょう?


「無理です。少なくとも、そうですね、キラ事件が終わるまではここにいてもらいます。」

私の心を読んでる?
いや、この人が本当のLなら資料を見てるはずだから、私がキラ崇拝者なのは知っているのか。
だとすると、キラ事件が終わるまで、というのは私にそれほど影響力があるということ…なの?


「欲しいものがあるのなら、ロジャーに言ってください。90%用意できますから。」

A
「いえ、そうじゃなくて。さっきも言いましたが、私はLの後を継ぐつもりはありません。なのでここにいる意味がない。だから、私は出ていくということです。ここはLの後継者を育てる場所なんでしょう?」


「…では、正直に言います。貴方を野放しにすると、キラに加担しかねない。だから、ここに置いておくということです。」

加担しても、たかが私1人には何も出来ないでしょうに。
いや、大事なことを見失うな、私。
もし彼が本当のLだと仮定するなら、私は相当な人ということになる。
相当な、影響を事件に及ぼす人。


さすが、世界の名探偵。
心理戦もお得意なのね。


「貴方がキラ崇拝者ということは知っています。」

そんなの、私もあなたがそれを知っていることを知ってるっての。


「さっきから黙って、どうしたんですか?」

ギョロりとした黒い目が私を覗き込む。

私を怒らせて、何かを言わせようとしてるの?
なら残念。
私の鉄仮面を簡単に壊せると思うなよ。

私はふわりと笑って、返事をした。

A
「いえ、世界の切り札でも、誘拐とか監 禁ってするんだな、と。」

彼女は***の妹→←世界の切り札の名探偵の後継者



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赤砂晋助(プロフ) - 申し訳ないのですが、リンダは茶髪茶色い目なのです....... (2019年8月31日 1時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 私中国語勉強してるんで、少しなら中国語分かります! (2019年8月1日 23時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - yuさん» ありがとうございます!お話は私の妄想と下心を詰め込みました(( (2015年10月1日 17時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
yu - 話とっっても面白いです!忙しいかもしれませんがこれからも頑張ってください! (2015年10月1日 17時) (レス) id: 6d5f1a5702 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めぐるさん» はじめまして~。いつも見てくださりありがとうございます!テスト頑張って来ます! (2015年9月27日 10時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モモ | 作成日時:2015年9月3日 20時

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