私の部屋 ページ6
ワタリ
「お荷物もすでに部屋に置いてあります。」
A
「あ、分かりました。…それでは竜崎さん、さようなら。」
竜崎
「…さようなら。」
軽く手を振ってドアから出ていく。
竜崎さんは何かを考えるように私をジッと見ていて、手を振り返してはくれなかった。
あー、無愛想…。
最後まで笑顔を貼り続けた私に拍手でしょ?←
ドアから出るとワタリは待っててくれていた。
なんか軽〜くお嬢様になった気分だ。
廊下もレッドカーペットが敷いてあって綺麗だし。
ワタリ
「貴方の部屋は2階の1番奥です。」
A
「あ、はい。」
しかし歩き始めると、さらに早くも違和感が。
さっきも思ったけど、ここは孤児院なんだよね?
え、広さヤバくない?
軽く学校、いや小さいホテルくらいあるかも知れない。
しかし。
私が驚くのはまだ早かった。
ワタリ
「着きました。こちらです。これが部屋の鍵で、」
ワタリが鍵を開け、ドアを開く、と。
A
「わぁ…」
思わず声が漏れる。
フカフカそうなのベッドに、綺麗に掃除された床。
ホントにホテルの一室みたいだ。
ワタリ
「気に入りましたか?この部屋は2番目に窓からの眺めがいいんですよ。」
そう言われると、窓からは芝生の庭(庭という広さではなく、むしろ公園。)が見える。
すごく綺麗に手入れされているのが、ここからでも分かるくらい綺麗な公え…庭だ。
ハッ!もしや…。
A
「あの、この芝生の庭(?)って、この孤児院の…だったりします?」
ワタリ
「?…そうですが?」
A
「こ、公園とかではなく?」
ワタリ
「ワイミーズハウスの庭ですが。」
…。ですよね。そうだと思ってました、はい。
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赤砂晋助(プロフ) - 申し訳ないのですが、リンダは茶髪茶色い目なのです....... (2019年8月31日 1時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 私中国語勉強してるんで、少しなら中国語分かります! (2019年8月1日 23時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - yuさん» ありがとうございます!お話は私の妄想と下心を詰め込みました(( (2015年10月1日 17時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
yu - 話とっっても面白いです!忙しいかもしれませんがこれからも頑張ってください! (2015年10月1日 17時) (レス) id: 6d5f1a5702 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めぐるさん» はじめまして~。いつも見てくださりありがとうございます!テスト頑張って来ます! (2015年9月27日 10時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モモ | 作成日時:2015年9月3日 20時