サイコロ城とマッチ城 ページ46
ニア
「違います。ここはこっちになるんです。」
休憩から戻り、また私の部屋で勉強である。
ちなみにリンダは絵を描くとか描かないとかでどっか行ってしまった。
A
「あ、そっかそっか。」
マット
「あ、そっちも違うよ!」
A
「えぇぇええ」
今は、論文の穴埋め問題をやっているところ。
間違えたから直したらまた間違えたらしい。
あーもう!
分かるわけないってのー!
A
「やっと分かった!今度こそ!」
ニア
「正解です。」
グタッとだらしなくソファーにもたれる私。
正解数は確実に多くなってるものの、やっぱりまだまだ分からない。
英語とは、未知の世界だ。
ホントにそう思う。
何となく時計を見ると、5時だった。
まだ5時かぁ。
ニアはそんなに寝ないから、きっと勉強はまだ続く。
やだなー。
勉強しようって言ったの私なんだけどね。←
A
「はぁあ…(ーдー)」
マット
「頑張れ!俺はちょっとゲームしてるわ。」
そう言ってどこからかゲーム機を取り出すマット。
いやどこから取り出したし。
A
「いいな、私もやりたい。」
マット
「勿論、一緒にやろ?」
ニアは私を休憩させてくれるつもりなのか、ゲームをやろうとすることを咎めない。
マットはゲーム機もう1台を取り出し私に貸してくれる。
マット
「ニアもやる?」
ニア
「私はいいです。」
すでにサイコロを積み上げて遊んでいたらしく、結構なところまで出来上がっていた。
てかお前もそのサイコロどこから取り出したし。
ニア
「右手だけを使って、サイコロで大阪城を作ります。それと同時に」
どんっと机に置かれたのは大量のマッチ棒。
ニア
「左手だけを使って、マッチで姫路城を作ります。」
マット
「どんだけ城好きなんだよ。」
A
「ね。」
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赤砂晋助(プロフ) - 申し訳ないのですが、リンダは茶髪茶色い目なのです....... (2019年8月31日 1時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 私中国語勉強してるんで、少しなら中国語分かります! (2019年8月1日 23時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - yuさん» ありがとうございます!お話は私の妄想と下心を詰め込みました(( (2015年10月1日 17時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
yu - 話とっっても面白いです!忙しいかもしれませんがこれからも頑張ってください! (2015年10月1日 17時) (レス) id: 6d5f1a5702 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めぐるさん» はじめまして~。いつも見てくださりありがとうございます!テスト頑張って来ます! (2015年9月27日 10時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モモ | 作成日時:2015年9月3日 20時