マットの未來予知 ページ27
in 食堂!
私が再び食堂に行くとすでに何人かは食堂に来ていた。
私は1番端の椅子に座り、英語の単語が載っている分厚い本を黙々と読んでいた。
マット
「あれ、Aじゃん!何してるの?」
顔を上げるとマットが本を除き込んでいた。
マット
「あぁ、単語覚えてるんだー。」
A
「あ、うん。ニア言われてまして…。あはは…。」
マット
「相変わらずだなあ、ニアは。なんか、無茶というか。将来部下とかに仕事を一晩でやれとか言いそう!」←
私と向かいの椅子に座るマット。
A
「おお、大体あってます!…じゃなくて。ホント大変ですよ…。」
すでに半分以上は覚えたのだが、どうも相性が悪い単語がいくつかあり、覚えられない。
マット
「じゃあ今日の夜今度こそ皆で勉強会しようよ!」
A
「わぁ、楽しみ…です!」
勉強会。
姉が中学の時、よく言ってたっけ。
結局は勉強会じゃなくて、女子会になっちゃうんだとか何とか。
マット
「じゃあ、ニアには俺から話しとくよ。あ、思い出した!そう言えばロジャーが呼んでたよ!」
A
「ロジャーが私に用…?ありがとうございます!探してみます!」
マット
「きっと資料室にいるから案内するよ。資料室って名前だけでロジャーの部屋みたいなもんだから。」
マットに促されるまま椅子から立ち上がり食堂を出る。
一緒に廊下を歩いていると、異様な雰囲気を発した図書室があった。
A
「何…ここ…。中に何が…。」
図書室を開けようとするとマットに全力で止められる。
マット
「ダメ!!中には今メロがいるから!」
A
「メロ…さんがいたらダメなの?」
まぁこの中からするがまがましい雰囲気は確かにヤバそうだけども。
マット
「ほら、次にやる試験って英語の論文でしょ?その勉強を図書室に籠ってやってるんだよ。ニアに次こそ勝つんだ〜って。結局いつも2b「おいマット」…!」
ドスのきいた声がマットの声を遮る。
驚いて声のした方を見るとそこにはドアの隙間からこちらを除く目が…。
ちょ、怖い怖い((
メロ
「誰が結局いつも2番だって…?」
マット
「いやいや、何でも無いよ!勉強頑張って!」
そう言って走り出すマット。
ちょ、私をおいてかないでよ。
A
「待ってマット!(似てる…!)」
マット
「ごめんねA。いや、ホント今日が命日かと思った。何か、将来ミサイルとか飛ばしそうだよね!」←
A
「(あのさマット。未來予知とかできる?)」
56人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤砂晋助(プロフ) - 申し訳ないのですが、リンダは茶髪茶色い目なのです....... (2019年8月31日 1時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - 私中国語勉強してるんで、少しなら中国語分かります! (2019年8月1日 23時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - yuさん» ありがとうございます!お話は私の妄想と下心を詰め込みました(( (2015年10月1日 17時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
yu - 話とっっても面白いです!忙しいかもしれませんがこれからも頑張ってください! (2015年10月1日 17時) (レス) id: 6d5f1a5702 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - めぐるさん» はじめまして~。いつも見てくださりありがとうございます!テスト頑張って来ます! (2015年9月27日 10時) (レス) id: c68206e641 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モモ | 作成日時:2015年9月3日 20時