【デスノート ニア】天才と天才

Ｌの後継者でありキラの崇拝者 ページ22

そんなこんなでトコトコ歩いて数分後。
自分の部屋に到着。
ドアのぶに手をかけて開けようとすると。

ガチャガチャ

A
「…開かないよ？」

ニア
「これが鍵です。」

チャラッと金色に輝いている鍵を渡すニア。
受け取り、鍵穴に差し込むとカチリと心地よい音がしてドアが開く。

ちなみに私の荷物はそこに置いてあった。
私は素早くお風呂の準備をする。

A
「それじゃあ、私行くから。」

ニア
「私も行きますよ？それじゃあ、じゃないです。」

A
「いやアンタどこまでついてくんの？」

まさかお風呂までついてくるとか言わないよね？

ニア
「お風呂までです。場所を知っているならいいんですが、知らないでしょう？」

あぁ、そうだった…。
ガックリとうなだれる。

直接は言われなかったけど、ニアはこの孤児院で１番頭が良い。
だから多分、Ｌあたりから私の世話を頼まれているんだと思う。
勉強は勿論、部屋の場所とか食堂の場所とかまで。

…普通にいいやつじゃん。

A
「…ありがと。」

ニア
「いえ、別に。」

A
「ねぇ、キラって知ってる？」

なぜ聞こうと思ったのか分からないが、そんなことを聞いてしまった。
Ｌの後継者なら、知ってるよね。
無言になってしまい話題に困ったから聞いたのかもしれない。

ニア
「キラ…ですか。貴方は好きなんですか？」

A
「うん。まぁ、好きかな。仇をうってもらったし。好きと言うより、恩義に近いかも。」

ニア
「Ｌの後継者候補でありキラ崇拝者でもある。面白いですね。」

A
「そういう顔には見えないね。」

Ｌの後継者…。
絶対やだよ、そんなの。

ニア
「着きましたよ、お風呂。帰り道は分かりますね？ではお休みなさい。」

A
「うん、何か変なこと聞いてごめんね。お休み。」

そういって私は脱衣場へと消えて行った。

もう１度会いたかった→←ドラマで分かった新事実。

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