【デスノート ニア】天才と天才

最悪な日 ページ13

今日は最悪だ。

まぁ、ここ最近最悪なことしかなかったが、その中でもダントツ今日が最悪かも知れない。
てか、今日が最悪かそうでないかなんて、この際どうだっていい。

どうだっていいからコイツを止めてくれ。

マット
「…ニアの彼女！？えぇ、マジ！？」

A&ニア
「だから違います。」

マット
「うわー息ピッタリ！メロに教えてこよー！」

A
「…。」

まず何故こんなことになったかというと。


〜回想〜

A
「…ぅ…んー、はっ！寝てた！？」

気がつくとそこは私の部屋だったところのベッドだった。
確か、私は木の下で寝てしまった記憶がある。
てことは、誰かが運んでくれたのか？

まだボーッとする頭を叩き起こし、とりあえずドアから出ようとすると、誰かとぶつかった。

A
「わ、ご、ごめんなさい！」

？
「…大丈夫です。」

そこにいたのは、さっきの白少年だった。
うわぁよりによってコイツかよ…。

重い、重いよ、空気が重い！

A
「あの、それで…私の部屋に何か用でも？」

？
「ここは貴方の部屋じゃなくて私の部屋です。」

え、嘘！

と思って見回すと、確かに、家具の配置や置いてあるものが全然違う。

壁紙や絨毯が似ていて間違えてしまったのだ。

A
「あ、そうなんだ。ベッド貸してくれてありがとう…。あの、名前を教えて頂いても？」

？
「…ニアです。貴方は？」

A
「えと、Aです。」

へぇ、ニアって言うんだ。

ニア
「それではA。早速行きましょう。」

A
「え、どこへ？」

ニア
「食堂です。もう夜ですよ。」

あぁ、自由な感じは変わってないのね。
そんなこんなで食堂に到着すると、ちょうど出てくる人とバッタリ会った。

ソイツは私達を見てこう言った。

？
「え、ニアの彼女！？」

マット→←お礼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す