【d!】異世界婚約2 (ページ4)

今日:11 hit、昨日:6 hit、合計:4,895 hit

53話ページ4

…

『シャオゾムロボ～何の話してるの？』

zm「お、A。今はな何でロボロはこんなモテへんのかっていう話してんねん」

sho「生徒会っていう肩書きがあるのにも関わらず何故かモテない……やっぱ身長か？」

rbr「それは何百回も聞いたわ！俺は身長以外のこと聞いてんねん」

zm「てことだからAもなんかアドバイスしてやってや」

『アドバイス…？』

ロボロ君てモテないんだ……んーほんとに何でだろう

顔もかっこいい部類に入ると思うし声も良いし多才だし……え、やっぱ

『しんちょ……んぐ』

…ん、なんか口塞がれた……？

ut「Aちゃ～んそれ以上言ったらロボロがショックで死んでまうわ」

kn「でも身長が理由やと思うけどな！」

『あ、大先生とシッマ』

びっくりした…口塞いだのは大先生か。

rbr「皆して身長身長って…モテへんのはチビが原因や無いはずや！！」

「「いやそれしかないやろ」」

rbr「オーバーキル…」

あらら……ロボロ君に最大値ダメージ

『まぁ……元気だしなよロボロ君。世界は身長が全てじゃないって、多分』

rbr「多分…」

というかなんでロボロ君がこんなモテに拘っているのかと言いますと…生徒会メンバーはひたすらモテるのだ。それはもう男女関係無く。

顔も皆かっこいいの部類に入ると思うし個性豊かで才能に溢れているし…最近知ったのはそれぞれの種族の中でも特に優秀な人が生徒会に入れるらしい。そりゃあモテるよね、うん。

で、なんでその中でロボロ君はモテないのか。理由は簡単だ。ズバリロボロ君のファンは隠れファンが多いから！！

目立ってロボロ君を好きと公言してる子はあんま見かけない。でも耳に入ってくる恋バナでは高頻度で登場している。

『(……ほんとはモッテモテなんだけどね～)』

rbr「なんで俺はモテへんのやろ……」

ut「身長以外ならﾋﾟｰとかﾋﾟｰとかやない？」

rbr「それ普通に悪口言ってるだけや！」

……なんか面白いしこれは言わなくていっか、うん。

…

『あれ、もしかしてそろそろ半分だったりする？』

zm「せやな！あと2.30分ってところや」

『やっと終わりが見えてきた！』

sho「え？でもこれ半分や…」

『それは言わないでくれ…』

お昼まで残りあと少しと知り重くなった足がちょっと軽くなった気がする。

お昼は自分の好きなのひたすら詰めてきたしお昼ご飯が待ち遠しい限りだ。

…