【d!】異世界婚約2 (ページ1)

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50話ページ1

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いきなりですがこんにちは。Aです。ひょんな事から異世界に飛ばされた私は色々あって山を登っております。

登り始めて早くも1時間。正直結構しんどい。

『…余裕そうだね皆』

ut「流石の僕でも何回か登ったことある山やしな」

kn「こんなんでへばってられへんで？」

rbr「俺は筋トレのお陰やな」

山は結構な急斜面。人間界のと比べると桁違いだ。私だって普通の山くらいは登れるけどこうとなれば話が違う。

kn「…荷物なんか持つで？」

『え、』

ut rbr「え？」

kn「は？」

『…シッマだよね？』

ut「なんか変なもん食べたんか？！」

rbr「重病や！」

kn「お前らええ加減にせえよ？！俺やってそれぐらいするわ」

『…凄いこれが心有りコネシマ』

kn「煩いわ。…それで大丈夫なんか？荷物」

『大丈夫って言いたいとこだけど…ここは素直に甘えます』

とりあえず3つのバックのうち1番軽いのを持ってもらう。張り切りすぎて私だけ尋常じゃない荷物の量なんだよな。

kn「…重。何入っとんねんこれ」

『えー秘密』

ut「もしかしてパn『大先生？』なんでも無いﾃﾞｽ…」

『うん、よろしい』

大先生の言葉を聞いてシッマがバッグを覗こうとしたので1番でかいバッグで殴ってやった。

女子のプライベートを覗くのは重罪だからな。

…