30話(大幅修正あり) ページ31
…
結局、お昼はチーノ君とショッピ君と食べる事になり私はチーノ君オススメのオムライスを頼む事にした
『結局生徒会って何人居るの？』
ci「俺とショッピを除いて8人やから…10ですね！」
『なら私が会ってないのは…あと二人？』
syp「多分トントンさんとエミさんだけっすね」
『あ、やっぱりそのトントンさんって生徒会なんだ』
ci「書記兼、副会長でいつも書類に追われてる人やな」
syp「まぁ上があの人やししょうが無いやろ」
上って…グルッペンさんの事か。恐らくだけどトントンさんは苦労人なんだろう
『そのエミさん？って人は…』
ci「図書館の館長やってる人ですね！知識豊富なんで分からない事あれば大体解決してくれると思いますよ」
トントンさんにエミさん…どっちもきっと良い人なんだろうな。だってあの皆の仲間なんだし
『そうなんだ…早くその人達にも会ってみたいな。』
そう呟いた時、座っていたショッピ君がいきなり立ち上がった
syp「…部長に聞いた通りホンマに変な人っすね、Aさん」
ci「は、ショッピ?!」
syp「煩いチーノ、というかアンタまだ分かってないんですか？」
『っ…何が？』
さっきと雰囲気が違うショッピ君に少し動揺する
syp「俺は今すぐにでもアンタを殺せる位の力がありますけど…アンタにはそれが無い。俺らが何時でもアンタを殺せる中、よくのほほんと生きてられますね？人間と俺らは見た目も、力も、全部違うんです、本当に仲良くなんてなれない」
さっきまで喋らなかったショッピ君がいきなり私に詰寄る
仲良くなれない、という言葉に私はムキになって言い返した
『…確かに自分でも少しお気楽だとは思う。けど…私は皆と仲良くしたい。自分と違う人達だからこそ仲良くしたいの。もしここで死ぬんだらそれはそれで受け入れるつもり。…出来るだけそうなりたく無いけど』
syp「やっぱり…死ぬのは嫌なんじゃないですか。無理してここにいる意味ってあるんです？」
『…簡単だよ。死ぬ事よりも皆と居る事、皆のことを知る事の方が大事だから。仲良くなりたいから。』
syp「…でも俺は、そうは思いませんよ」
syp「俺は、アンタと仲良くなりたいなんて思ってないです。そうだとしたらアンタはどうするんですか？」
そう言ってショッピ君は冷たい視線で私を見つめた。
…
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きのこの里(プロフ) - ぱやさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです…！話の進みほんっとに遅いんですがお付き合い下さい😌 (12月29日 9時) (
レス) id: 444b5d04f5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱや - とっても面白いです!設定も神がかってるし尊敬します、頑張って下さい! (12月29日 9時) (レス) @page19 id: 9356563dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこの里 | 作成日時：2023年12月18日 23時
