14話 ページ15
…
gr「じゃあ早速頼むゾ！2人とも！」
と言われて護衛に来たのは安定のシャオロンとゾムだ。グルッペンさん曰く初めは話しやすい人のがいいだろうとの事。
そして今は私の寮までの道を案内してくれている。
『…ねぇ、2人とも無理して護衛とかしなくていいからね？なんなら今もう辞めてもらってもいいし』
zm「それはアカンやろ！Aを危険な所に放っておけんわ」
sha「俺もゾムに同意やで」
『…ありがと』
『二人とも…やっぱ優しいよね』
そう言うと立ち止まって私のことをガン見してくる。
『え、何、いきなりどうしたの』
sha「いや…ほんま変わっとる奴やなと思っただけや」
zm「Aってホンマに人間なんか？」
『いや、人間ですけど？』
sha「だよなぁ…」
何を当たり前のことを。どこからどう見ても人間でしょうが。
『それよりも…皆は番がどうとか大丈夫なの？』
あんなに動揺…はしてたけどそんなすぐ受け入れられるものでも無いと思うんだけど…
zm「まぁそもそも俺ら番結んどるやつすら居らんもんな」
sha「ちなみに俺はそんな気にしてないで。またグルッペンが何かやっとるわ〜くらいやし。他の奴らは知らんけど」
『そこが知りたかった…』
zm「あーでも他の奴もそんなに嫌とか言ってる奴は居らんかったけどな…結構プライベートな部分やから分からんとこではあるけど」
『まぁね…でもそこを急いでる訳じゃないし、番の件は皆に迷惑かけないようにするから大丈夫。』
zm「グルッペンと契約しとるから難しいと思うけどな…」
『いや、もしかしたら私がいきなりゲートを開けるようになるかもじゃん』
sha「望みは薄いけどな」
『ないよりマシじゃない？』
…何だか大分この2人とは馴染めたかな。そう思いながら寮への足を進めていると突撃シャオロンがこんなことを言い出した
sha「いきなりやけどさぁお前ほんまに怖くないんか？今ならまだグルッペンの最初の案で帰れるで？」
「人間とか俺の姿見ただけで失神したやつも居るしほんまは怖いんやないんか？」
zm「まぁ人間の俺ですらこの世界にいるだけで怖がられたもんな」
そう言うと2人とも私の方を見た。
『確かにこの世界について怖いってより少し不安はあるけど…今は2人がいるからそれも全然だよ』
zm「…、ほんまに無自覚タラシやな」
sha「気ぃ抜いたらやられるってこれ…」
『え、なんの話？』
…
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きのこの里(プロフ) - ぱやさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです…！話の進みほんっとに遅いんですがお付き合い下さい😌 (12月29日 9時) (
レス) id: 444b5d04f5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱや - とっても面白いです!設定も神がかってるし尊敬します、頑張って下さい! (12月29日 9時) (レス) @page19 id: 9356563dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこの里 | 作成日時：2023年12月18日 23時
