12話 ページ13
…
gr「ふ…ははは！！！面白い事を言うな！」
zm「…ちょっと俺びっくりしてもうたわ」
sha「でも俺は一応心配じゃなくてちゃんと心配してやったけどな！」
グルッペンさんが笑った瞬間、また一斉にガヤガヤと喋り出した。静かだった生徒会室が今では嘘だったかのよう
『そ、そんな変なこと言いましたか？』
zm「…せやな。変わってるわA」
sha「少なくとも今まで出会った人間は俺の事蹴ったりなんかせんかったからな」
『いつまでそれ根に持つの…』
シャオロンは最初から変な奴やと思っとったんや、と言っていたが結構それ失礼じゃない？
gr「はぁ〜…久しぶりにこんな笑ったゾ。最近は書類ばかりでつまらなかったからな。」
「それはグルッペンが貯めとくからやろ…」
gr「それは言うんじゃないトントン。甘味が俺を誘惑するのが悪いんだ」
…グルッペンさんはお菓子好きなんだ…じゃなくてめっちゃ話が逸れてるし
『そ、それで！私はこれからどうすれば良いんですかね？』
gr「あぁ、そうだったな。最初も言った通り出来るだけAの望みを叶えてやりたいと思っている。だから出来るだけ詳しくAの望みを教えてくれないか。」
…なるほど。
『まだ…ハッキリしてませんけど大丈夫ですか？』
gr「ああ。言ってくれ」
自分でもまだまとまり切れてないけど真剣にちゃんと考えてみる。
『…私は…もっとこの世界のことを知りたいと思ってます。全ての人が危険だなんて思いたくないし皆さんも人間の事をもっと知って欲しい。人間に怖がられるのを当たり前に思って欲しくないなって…思います。』
gr「はは、中々嬉しい事を言ってくれるな。それならばAがこの世界で生きていけるように私達が全体的に支持するのはどうだ？」
「Aはまだ学生だろ？それならこの学校の寮を1部屋貸してやる。食事や入浴、生活に関わることは全て支持してやろう。そして普段から護衛も2人以上付けよう。その代わり…」
gr「番の相手は必ず俺達生徒会から選ぶ事だ。」
…素晴らしい条件にはそれに伴う引き換えが必要と言う。まさかの条件にこの場にいる全員がグルッペンを見た。
…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 288人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きのこの里(プロフ) - ぱやさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです…！話の進みほんっとに遅いんですがお付き合い下さい😌 (12月29日 9時) (
レス) id: 444b5d04f5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱや - とっても面白いです!設定も神がかってるし尊敬します、頑張って下さい! (12月29日 9時) (レス) @page19 id: 9356563dac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きのこの里 | 作成日時：2023年12月18日 23時
