10話 ページ11
…
sha「よし…着いたな。ここが生徒会室や。」
『ちょ、何で最上階にあるの…結構大変だし』
sha「はぁ？そんなの上にある方が強いからに決まってんやろ！」
『あー…なるほど(棒)』
確かにそんな事聞いたことがあったような無かったような。
sha「まぁそれは置いといてはよ入るで。一応俺の後ろに居た方がええかもな。」
『え、なんで？』
sha「はぁ〜お前分かっとるんか？ここは異世界やぞ。」
お前にとっては全員危険なもんやろ。そう言うとシャオロンは私の腕を引いて後ろに隠してくれた。正直、結構ありがたいかも。
…やっぱり案外優しい人なのかもしれない。
sha「じゃ、入るで。」
小さく、シャオロンがそう言って重たそうな扉を開けた瞬間。
十人程の視線が一気に自分に向かって来たのが分かった。
ゾム以外の人間はやっぱり珍しいのかじろじろと全身隈なく見られている感じがする。
シャオロンが居てくれたおかげか幾分かマシだけど今にも重圧で押し潰されそうだ。
「君がAAだな」
そんな時、急にバリトンボイスが部屋に響いた。その声の主が言葉を放った途端空気が一気に締まる。
sha「…出てきてええで」
シャオロンの合図で緊張しながらも私は一歩前に出た。目の前には豪華な机と椅子があって、そこには1人、座っていた。座っていた人物こそがさっきのバリトンボイスの主だろう。
再び、その人が口を開ける。
gr「私がこの我々学園生徒会長のグルッペンだ。よろしくAA。」
謎の威圧感と全てを統治出来るようなその雰囲気に私は固まってしまう。
金色の髪から覗く尖った耳とこの威圧感から直ぐに彼がエルフだと分かった。
『A、です。こちらこそよろしくお願いします。』
gr「そんな緊張しなくていい。別に君を取って食おうなんか考えてないからな」
いやそうだとしても先ずはその圧をかけるのを辞めて欲しいです…。
…
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きのこの里(プロフ) - ぱやさん» ありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです…！話の進みほんっとに遅いんですがお付き合い下さい😌 (12月29日 9時) (
レス) id: 444b5d04f5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱや - とっても面白いです!設定も神がかってるし尊敬します、頑張って下さい! (12月29日 9時) (レス) @page19 id: 9356563dac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きのこの里 | 作成日時：2023年12月18日 23時
