crescent～河井ゆずるの場合～ (ページ7)

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翔が始まって、終盤。

今はコーナーをしているところ。

町宮「なんかゆずるさん、いつものゆずるさんじゃない！」

河井「え？」

町宮「なんかみんなおるからいつもと違う！」

急になんか拗ね始めた透。

これがしかけるって言ってたやつなんか？

それにこのパターンなんか見たことあるで。

稲田「ゆずる、その子誰？」

河井「なんでお前も入ってくんねん！」

玉城「僕以外にもいたんですか...？」

河井「透はええけど、俺のストライクゾーンどうなってんねん！」

『ちょっとぉ...！』

お客さん「ｷｬｰ!」

河井「え!?」

稲田「うわ！河井さん変な声出てますやん！」

河井「出てへんわ！」

『そんなのはどうでもいいの。私以外に何人いるのよ...！』

いや変な声は出た。

だって、今さっきまで避けられてたAが腕に抱きついてんねんで。

さっきから透の目線が "今です！" って言うてるし...

河井「俺はAだけやって。この前も貰ったるって言うたやろ？」

『なっ...！』

お客さん「あぁw」

急にAの顔は赤くなった。

これは照れてくれてるでええの...？

お客さんもこの前の放送を見てくれてたのか納得してるしw

稲田「Aちゃんなら仕方ないから譲ってあげる。」

町宮「僕もー！」

玉城「僕も抜けます。」

『いや、ちょっ、えー...』

河井「やって、どうする？」

『どうもせえへん！私も抜ける！』

そう言ってAは席に戻ってしまった。

顔が赤いから体温が上がってるのかAはずっと手で扇いでる。

河井「そんな暑いんか？」

『誰のせいですか！』