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「今日からお前の主治医になったミンユンギだ」
「面倒なこと起こすと許さねえから、大人しくナースコールを押して俺を呼ぶこと、いいな?」
「は、はい」
ユンギ先生は
思っていたよりも白くて
思っていたよりも口が悪くて
思っていたよりも、Aさんと仲が良かった
「ユンぎ先生、怖いですよ。(笑)」
「だってこいつ、強く言わないと聞かないだろ?」
「ジョングクくんは真面目な子です。ちょっと破天荒だけど」
「ほら、その破天荒が厄介なんだ。」
何が、" お話したことある " だよ。
ちゃっかり仲がいいじゃんか。
俺を置いて二人で盛り上がっていたから
俺は目を瞑った。
少しの抵抗で、" ふんっ " と言って。
「なんだお前、子供みたいだな」
「…どういう意味ですか。」
「わかり易すぎるんだよ。男ならもっと隠せ」
ユンギ先生は意味のわからないことを耳元で言ってから、
病室から出ていった。
悔しいけど、男の俺から見てもかっこよかった
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作者名:21 | 作成日時:2023年5月3日 12時