キスの味 ページ30
涼介side
今俺とAは楽屋で2人きり。
今まで暇そうに椅子に座って足をぶらぶらさせていたAが急に、
俺の元へ駆け寄ってきた。
貴「ねえねえ涼介、」
涼介「なーに?」
貴「キスってほんとにいちご味なの??」
涼介「……ぶっっ…!!」
Aからのド直球な質問に、飲んでいた水を思わず吹き出してしまった。
.
貴「涼介きったな〜い」
涼介「いやいや、は、おまえいきなりどうした??
熱でもあんじゃない?」
俺は気になってAのおでこに手を伸ばしたけど、
その手はAによって払いのけられた。
.
貴「熱なんてあるわけないでしょ、!!
いたって真面目に質問してるんだけど…」
ぷくーっと頬を膨らませるA。
涼介「いつもゆーてぃーとキスしてるんじゃないの?」
俺からの質問に、顔をぶわっと赤くさせた。
貴「だ、だって裕翔くんとキスする時は、
は、恥ずかしくて、そんなの分かんないもん…//」
さっきまでの威勢はどこにいったのかっていう程、
弱々しく呟くA。
そんなAをついついいじめたくなる俺。
…性格悪いかな。w
.
涼介「ふ〜ん。
…じゃあ、試してみる?」
固まったAに顔を近づけると、
正気を取り戻したのか、口元を両手で覆って必死に阻止する。
貴「だ、だめだよ…!!!
私、裕翔くん以外とはキスしないって決めてるもん…」
涼介「でも、気になるんでしょ?」
貴「ゆ、裕翔くんと確かめるからいいもん!!」
.
うるうるした目で、りんごみたいに真っ赤な顔。
…うん。今日も安定に可愛い♪
涼介「ははっ。冗談だよ、」
貴「冗談!?!?」
涼介「ごめんな。
Aが可愛くてついいじめたくなる」
貴「なっ…//」
.
Aはちょっと拗ねたけど、大好物のお菓子をあげるとすぐに機嫌も直った。
…こいつも単純だな。w
ま、そこが可愛いんだけど。
.
.
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苺オムライス - とても面白いですっっっ！更新頑張ってください応援してます！ (2017年12月31日 16時) (
レス) id: ff95aa9ed9 (このIDを非表示/違反報告)
とるん(プロフ) - 桜桃さん» リクエスト有難うございます！ご期待に添えるよう更新も頑張ります！ (2017年11月11日 20時) (レス) id: d7fc8dfff9 (このIDを非表示/違反報告)
とるん(プロフ) - ききさん» リクエスト有難うございます┏●ご期待に添ったお話を書けるよう頑張ります！！ (2017年11月11日 20時) (レス) id: d7fc8dfff9 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃 - リクエストします！裕翔と自分がバラエティ番組に出演して芸人さんとかにイジられるのが見たいです！お願いします！これからも更新頑張って下さい！楽しみにしてます！！ (2017年11月10日 0時) (レス) id: df0102580a (このIDを非表示/違反報告)
きき - リクエスト失礼します！主人公ちゃんと裕翔くんのお家デートの様子が読みたいです。けどそこにメンバーが邪魔しに来る様子も入れてくれると幸いです！よろしくお願いします(*^▽^*) (2017年11月9日 6時) (レス) id: b5dd81d92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とるん | 作成日時：2017年10月5日 21時
