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氷浦｢A、俺の手しっかり握って｣
神風｢う、うん…｣
氷浦｢そうそう
そのまま、ゆっくりでいいから｣
貴利名に手を引かれ
ゆっくりと滑り降りていく
真剣な表情の貴利名は
かっこよすぎて集中できない
アツヤ｢どけ、下手くそ
ほら、A、俺の手掴んどけ｣
神風｢あ…いや、そのー…｣
氷浦｢俺がAに教えてるんだ
お前は下がっとけ｣
アツヤ｢なんだと？｣
神風｢いや、あの2人とも…｣
アツヤ｢じゃあ、勝負しようぜ
どっちが速くこの山降れるか｣
氷浦｢いいよ、やってやる｣
神風｢ええ…｣
そんなこんなで
2人はゴンドラに乗って
山の上の方まで登っていった
士郎｢モテる女の子は大変だね｣
神風｢いやいや、モテるのは士郎さんでしょ｣
士郎｢Aちゃんはわかってないなー｣
神風｢何がです？｣
士郎｢こんな可愛い顔してるんだから
男は誰でも気になっちゃうってことだよ｣
士郎さんは
手袋を外し、私の頬に手を添えた
ひんやりとした感覚よりも
士郎さんの吸い込まれそうな瞳に
目を奪われる
士郎｢じゃあ、行こっか｣
神風｢え、いや
でもあの2人は…｣
士郎｢いいからいいから
僕がスキー、教えてあげる｣
士郎さんは、私の手を取り
足の形や滑り方、見る方向など
1つ1つ丁寧に教えてくれた
おかげで
まともに滑れるまでに成長した
アツヤ｢今のは、絶対俺の方が速かった！｣
氷浦｢いや、俺の方が速かったぞ｣
アツヤ｢なあ、Aどっちだっ…｣
士郎｢すごいよAちゃん
そんなに滑れるようになるなんて｣
神風｢ありがとうございます
あっ、わわ…っと｣
士郎｢おっと、大丈夫？｣
神風｢あ、すみません｣
アツヤ｢兄貴…｣
士郎｢あ、終わった？｣
調子に乗って滑っていると
止まれずに
士郎さんの胸にダイブしてしまう
後ろから、のりかと明日人くんも
順調に滑っていた
氷浦｢A！｣
神風｢あ、貴利名
どうだった？勝負｣
氷浦｢ああ、勝ったよ｣
アツヤ｢おいお前！嘘ついてんじゃねえよ！｣
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まゆこ - イナイレのキャラクターの中で、氷浦が1番好きなので、凄く面白かったです！占いツクールの中で、本当に1番好きな作品になりました！評価も10にしました！これからも頑張って下さい (2019年3月28日 16時) (
レス) id: c1e18846c3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆこ - 完結お疲れ様です！ (2019年3月28日 16時) (レス) id: c1e18846c3 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(プロフ) - 評価もしないで、お気に入り登録だえするのって、どうかと思うな〜 (2018年9月26日 17時) (レス) id: 7cbd7746b4 (このIDを非表示/違反報告)
かるら(プロフ) - 完結おめでとうございます！感動しました！文才分けてほすぃーですね。最近諸事情により小説を読めなかったのですが、開いたら完結していたので一気に読みました！こんな素敵な小説をありがとうございます！これからも頑張って下さい！ (2018年9月10日 10時) (レス) id: c54b68232a (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - ルフレさん» ありがとうございます！！そんなにいつも、楽しみにしてくれてたんです、本当にありがたいです！私の文才なんてまだまだですよ！でも感動できる作品になったのならよかったです！これからも頑張ります！！ (2018年9月4日 23時) (レス) id: 7c104a684b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lily | 作成日時：2018年8月26日 20時
