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神風｢ここが…
貴利名の部屋｣
なんか、改めて
ずっと貴利名が生活してた部屋に
入ったって思うと、緊張する
神風｢あれ、長らく来てなかった割には
すごく綺麗だね｣
氷浦｢ばあちゃんが掃除してくれてたみたい｣
神風｢そうなんだ
いいね、そういうの
貴利名のおばあさんすっごく優しそう｣
氷浦｢優しいよ
俺が東京行くって言った時も
応援してくれた｣
神風｢…いいおばあさんなんだ｣
氷浦｢Aのところもだろ？｣
神風｢そうだね｣
それからしばらく
貴利名からこの島について
色んな話を聞き
いてもたってもいられなくなった私は
島を案内してもらうように頼んだ
_____________________
神風｢もう夕方になるね
そろそろ帰る？｣
氷浦｢最後に、連れていきたい場所があるんだ｣
神風｢…？｣
貴利名の後を追って
ついた場所は
神風｢わあ…綺麗｣
海が見える崖の上だった
氷浦｢俺のお気に入りの場所
って言っても
伊那国島のやつは、みんなお気に入りだけどな｣
神風｢そうなんだ
みんなの、お気に入り…｣
脳裏には
みんなと出会ってから
今日までの思い出がたくさん蘇る
最初は笑うことができなかった私
そんな私を変えてくれたのは
まぎれもない
サッカー部のみんなだった
他人と関わることを恐れた私に
温かい仲間ができた
それも、全てはやっぱり
氷浦｢…？どうした？｣
貴利名が
私を助けてくれたから
神風｢…奇跡って起こると思う？｣
氷浦｢奇跡…？｣
神風｢もし、私がサッカー部に入らなければ
もし、私が資料室に迷わず行けたら
もし、私が資料の片付けを任されなかったら
もし、私が貴利名と同じクラスじゃなかったら
もし、私が雷門中に転校していなければ
きっと、今の私はこんなに幸せになってない｣
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まゆこ - イナイレのキャラクターの中で、氷浦が1番好きなので、凄く面白かったです！占いツクールの中で、本当に1番好きな作品になりました！評価も10にしました！これからも頑張って下さい (2019年3月28日 16時) (
レス) id: c1e18846c3 (このIDを非表示/違反報告)
まゆこ - 完結お疲れ様です！ (2019年3月28日 16時) (レス) id: c1e18846c3 (このIDを非表示/違反報告)
KANA(プロフ) - 評価もしないで、お気に入り登録だえするのって、どうかと思うな〜 (2018年9月26日 17時) (レス) id: 7cbd7746b4 (このIDを非表示/違反報告)
かるら(プロフ) - 完結おめでとうございます！感動しました！文才分けてほすぃーですね。最近諸事情により小説を読めなかったのですが、開いたら完結していたので一気に読みました！こんな素敵な小説をありがとうございます！これからも頑張って下さい！ (2018年9月10日 10時) (レス) id: c54b68232a (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - ルフレさん» ありがとうございます！！そんなにいつも、楽しみにしてくれてたんです、本当にありがたいです！私の文才なんてまだまだですよ！でも感動できる作品になったのならよかったです！これからも頑張ります！！ (2018年9月4日 23時) (レス) id: 7c104a684b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lily | 作成日時：2018年8月26日 20時
