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氷浦｢気をつけて｣
元気よく俺の部屋を出ていったA
もう足は全然痛くないわけだし
やっぱり、一緒に買いに行けばよかったな
氷浦｢今から行くか…｣
ただでさえ
色んな男がうろついている
この夏合宿で
あまりAを1人にしたくない
自販機のすぐ近くまでくると
Aと誰かが話している声が聞こえた
氷浦｢またあいつっ…｣
野坂がまた
Aの腕を掴んで何か言っている
野坂を引き剥がそうと飛び出した瞬間
とんでもない言葉が聞こえた
野坂｢6日目の練習試合で
雷門が負けたら
Aを王帝月ノ宮に連れ戻すっていう
約束だよ｣
は？
6日目の試合で雷門が負けたら
Aを王帝に連れ戻すだって？
氷浦｢なんだよ…それ｣
Aは心底驚いた顔をしていた
そしてとても
悲しそうだった
_____________________
神風｢貴利名…｣
氷浦｢Aを離せ｣
野坂｢おっと、ごめんごめん｣
氷浦｢A、どういうこと？
6日目の試合で雷門が負けたら
Aを王帝に連れ戻すって｣
野坂｢あれ、聞いてなかったんだ
彼氏なら相談されてると思ったんだけど
どうやら、あまり頼りにされてないみたいだね｣
神風｢違う！…言いたくなかったの｣
氷浦｢どうして…｣
神風｢言ったらきっと
みんなが試合を楽しめなくなる
私のせいで、そんなの嫌なの｣
氷浦｢だったら、そんなの断れよ！
王帝には戻らないって言ってただろ｣
神風｢それは…｣
野坂｢チームのみんなが傷つくところは
見たくないでしょ？って言ったら
納得してくれたみたいだよ｣
氷浦｢卑怯だろ！そんなの｣
野坂｢でも、約束は約束だから
じゃあね、2人とも｣
野坂くんはきっと
貴利名がいることに気がついて
わざわざ約束の話をしたんだろう
私が誰にも相談したくなかったことを
わかっていたから
神風｢貴利名ごめん、隠し事し…｣
氷浦｢A来て｣
貴利名は私の腕を引き
部屋へと戻った
私の腕を掴む貴利名の手は
微かに震えていた
氷浦｢どうして言ってくれなかったの｣
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Lily(プロフ) - ゆーみやン＠JustinB好きさん» わわ、そんなに褒めてくださってありがとうございます！！貴利名くんかっこいいですよね！わかります！！！面白いなんてありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2018年8月8日 3時) (
レス) id: 7c104a684b (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン＠JustinB好き(プロフ) - 貴利名くんむっちゃかっこいいです！！掛けてくれる言葉とかむっちゃもう自分が言われたらキュンキュンくる言葉ばかりで読んでいてニヤけます(( むっちゃ面白いです！これからも応援しています！！ (2018年8月8日 0時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - ルフレさん» コメントありがとうございます！どうでしょう…楽しみにしていてください！ (2018年8月7日 21時) (レス) id: 7c104a684b (このIDを非表示/違反報告)
ルフレ - 勝つか負けるか......う〜ん.........どちらか気になります......一応雷門が負けると予想しておきます。 (2018年8月7日 18時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - ラルラルさん» ほんとですか！？すみません、直しておきます！ありがとうございます！！ (2018年8月6日 20時) (レス) id: 7c104a684b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lily | 作成日時：2018年8月1日 21時
