甘い蜜を吸った時

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A「...ごめんね真司郎。 今から話すことはきっと真司郎を嫌な気持ちにさせてしまうと思う。」





與「大丈夫やで。」





A「あのね。実は私...
昔両親が離婚して母と二人で暮らしてたの。でも再婚してね、初めはとっても優しい人だったの。だけどある日突然......襲われて」






與「っ！」





A「それからそいつには何回もされた。でもお母さんにばれて、その行為を見られてしまって
お母さんは私に人の夫に何してんのって。私が悪者になってたの」




與「なんで...」





A「それから1人で生きてきた。友達にも何故かその話は広がってた」





怖い......





A「それから私は汚れてるし、平気でいろんな人とするようになってたの。真司郎も最初はそのつもりだった」





與「......」






A「でもね.....。真司郎は顔しか見てない他のやつやアイツと違ってとてもいい人で気づけばそんな真司郎に引かれてる自分がいた」






與「うん」






A「隆弘にどんな関係って聞かれた時私はこんな綺麗な心を持った真司郎を汚してしまっていいのかって。だからセ〇レって言ったの
でも 與「綺麗じゃないで」






A「え？」






與「俺はAが思っとるような綺麗じゃない。でも何があってもAのことは好きやねん。諦められん」





A「し、んじろっ...ふぇっ....」






與「泣くなや、俺が泣かしてるみたいって俺が泣かしたんか笑笑」





A「ごめんねっ。私真司郎が本当に好き。もう二度とこんなことしない隆弘ともあまり関わらないようにする。」




與「Aは辛い過去を背負ってきたんやろ？大丈夫やで。でも隆弘って呼ぶのは嫌」




A「わかった！ﾌﾌｯ」






與「Aおれと付き合って下さい」




A「はい！お願いします！」




この日私達はむすばれた。
人生で一番幸せな日だった




.









.



でも幸せは長く続かない

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