［ONE PIECE］いや知らねェよ、って思ってました。今までは。 (ページ7)

今日:7 hit、昨日:9 hit、合計:152,859 hit

６話ページ7

.

主にここの家事はレイちゃんがやっていたらしい

それが私に変わった、それだけ

誰よりも早く起きてまず靴磨きと武器磨きを済ませる

因みに私は座って部屋の隅で寝た

レイちゃんが布団に入れてくれたけど、彼女が寝た後に抜け出す

しかも人の気配が多すぎて仮眠しかできない

別に困ってはないけど

磨くのが終わったら朝ご飯を作る

今日は生姜焼きにサラダ、味噌汁とお米だ

私は食べない

作り終わってテーブルに並べ、レイちゃんを起こす

他の人には関わりたくないし、レイちゃん起こせば他の人起こしてくれるし

『レイちゃん、朝』

｢ん～、ふわぁ、おはよぉAちゃん｣

その寝起きの可愛い顔は男児3人に見せてさしあげろ

起きてきて、皆が食べ始めたのを確認してから洗濯物を洗う

それが終われば基本皆食べ終わってるから食器を持って台所へ

｢Aちゃん！すっごく美味しかった！｣

『そう、』

洗っている食器から目を離さずに言えば次にくるのはルフィ君

｢うまかったぞA！｣

『うん、』

冷たい反応と思わないで(2回目)

言うだけ言って、結局エース君やサボ君に呼ばれて去っていくんだから

別にいいでしょ

洗い物が終わったら洗濯を干しに行く

終わった所で特にする事も無いんだけど

あ、何点か変わったことがある

この世界の私は反射神経とか運動神経だとか、そーゆーものが凄くいいらしい

とゆーか、ここの重力が多分元の世界より少ないんだと思う

ジャンプしたらめっちゃ飛んだ

そして私は人間から魔法使いに昇格した

…やめて、褒めないで。嬉しくないから

魔法使えそ、と思った杖はどうやら本当に魔法の杖だったらしい

最近は暇な時間は森に入って魔法の練習をしている

今日もしている、なう

そしたらレイちゃんに見つかりました

本当に最悪

本当に最悪←

めっちゃキラキラした目で見つめてくる

で、手を引っ張られてる

｢ねぇ皆！Aちゃん魔法使いだったんだよ！｣

あァ、やっぱりこの3人の所に連れてこられるのね

｢魔法使いぃ～！？ほんとかよ！A！！｣

無邪気なルフィ君以外の2人はヤバイやつ見る目で見てるのに気付こうよレイちゃん

そしてルフィ君は可愛い←

｢ねぇねぇ！魔法使って！｣

『いや、あの…』

あァ、ルフィ君のキラキラした目は狡いです断れません

そして可愛い←

.