［ONE PIECE］いや知らねェよ、って思ってました。今までは。 (ページ16)

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１５話ページ16

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｢もっと自分を大切にしろよ女なんだから！｣

『女って認識してたんだ』

顔が赤いよサボ君

｢はき、教えてくれよー！｣

ルフィ君可愛いね、じゃなくて

『やだってば、そもそも私は意識してりゃ勝手にできるようになってたし』

｢Aちゃんほんとすっごいね！｣

いや最強に言われても嫌味にしか聞こえないし

『レイちゃんもできるんでしょ見聞色』

｢え、何でバレてるの｣

『勘』

私じゃなくてレイちゃんに教えて貰って下さい

きっと優しく丁寧ですよ、うん

とりあえず諦めてくれたようなので私は逃げました

次の日には忘れてくれていました、皆がアホで良かったです、まる

作文かよ

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平和な毎日が続くとは思ってなかったけど、こんなにも早く別れが訪れるとも思っていませんでした

家に入ってきたのは3人だけ

サボ君はお家に帰ったそうです

『ふーん、そう』

て答えたらめっちゃ怒られた、解せぬ

｢お前にとってサボは結局その程度かよ！｣

だってさ

『その場にいた君らに何も出来なかったなら、私にだってどうにも出来ないし
嫌になってサボ君がここに帰ってきた時にいつも通りの方が良いんじゃないの』

思ってもない言葉を並べるのが得意になった

サボ君が居なくなったと聞いて、私の目は死んだ魚に戻ったらしい

別に誰もそれを指摘しないし、された所で直せる気がしないから良いんだけど

どうしてこんなに辛いの、1人、居なくなっただけなのに

サボ君の笑顔が頭に浮かんで、消して、浮かんで、消して

それの繰り返し

傷付いたから胸が痛くて、苦しくて、辛いんだと思ってたのに

違うの？

君が、___だから

あァもう、どうでもいいや…

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