［ONE PIECE］いや知らねェよ、って思ってました。今までは。-2- (ページ17)

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４２話ページ17

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んー、よし

帰ろう！←

｢ダメですよお嬢｣

『クロカまで…』

唯一私を甘やかしてくれる人材が…！

｢名を広めないと始まりませんからね｣

『…しゃーなしだから』

ある島で、海軍が島民を傷つけている現状を目の当たりにした

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女の人の顔にまで傷をつけようとしてる男を見て、そいつを蹴り飛ばした

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怒られた(クロカに)

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例の如く顔を気に入られて地位の高そうな男に海軍基地にお呼ばれしてる←イマココ!

『クロカだけで行きなよ』

｢お嬢の命令でも嫌ですね｣

クソッ、反抗期か…！←

『命令、私に触れようとした奴はブチのめす事』

めっちゃ満面の笑みで頷かれた

…超怖い

｢あ、大佐！いらっしゃいました！｣

待て待て待て、あれも大佐かよ

大佐ってのはそーゆー奴等ばっかかよおい

｢ようこそいらっしゃいました｣

何かペチャクチャ言ってるけどさ、椅子座ったらお茶が出てくるのが普通じゃないの？

『…私は何で呼ばれたの』

さっさと言え、と目で訴えれば大佐さんの顔が引きつった

｢今時の海軍は名乗りもしないのですね｣

表情の変わらない少女とその横に立っているニコニコした青年

威圧感が凄い

｢し、失礼しました…私、海軍本部大佐、メテオと申します｣

『情報屋ラークスパー、A』

｢執事のクロカでございます｣

Aが目線で先を促すとメテオの顔が一変した

先程までの焦っているような表情ではなく、ニタニタと気持ちの悪い笑みを浮かべている

｢今現在、貴女は海軍に手を出した犯罪者です
私が要請すれば手配書も制作されるでしょう｣

『…で？』

｢その罪を消す方法が1つだけある｣

反論しようとしない2人にいい気になったのかメテオの敬語が消えた

｢俺の物になれ、女｣

『……』

｢……｣

1人がけのソファに座ったAは頬杖をついて無表情だ

その目は何を映しているかわからない

｢まぁ、嫌だと言ってもここから出さないがなァ！｣

機嫌良さそうに笑うメテオに、Aが溜息をついた

『島民から金を巻き上げ、反抗した者は傷つけ檻に閉じ込める

好みの女が居たら幽閉し、性的暴力を振るう』

ペラペラと自分のしていた事を話したAにメテオの顔つきが険しくなった

『そんな事をしてるクズに気に入られても嬉しくない』

カツン、と黒のブーツを響かせ立ち上がる

クロカは扉の前へと移動した

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