＃１７ ページ18
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後ろに倒れるパールに、炎のせいで海に浸かっている海賊が喚く
｢何だこのコック…！マジで危険(ヤベ)ェぞ！｣
そいつの方に顔だけ向けてべー、と舌を出せば、赤くなって海に潜った
｢危険だ!!危険すぎるっ!!
火を!!ファイヤーパールをもっとくべねば!!｣
また放たれた火の玉が今度は確実に店に飛んでいき、若干足を浮かすも、ゼフさんが居るのを見てまた地に下ろした
案の定蹴りの爆風で火を消してくれ、またパールに向き直れば、奥から鉄球が来るのが見える
｢レイス！危ねェ！｣
｢ダメだ！火に囲まれてるっ!!｣
仕方なしにグローブを口で噛めば、横から火の中にルフィ君が飛び込んできた
｢ゴムゴムの…!!バズーカ!!!｣
鉄球を、投げてきたクリークの方へと弾き返し、ルフィ君本人はお尻についた火に熱がっている
弾き返した鉄球によって、こっちにマストが倒れてきて、私とルフィ君はそれを避けるも、パールは普通に当たって気絶した
｢バカだなーこいつ｣
『…ハァ！？有り得ない！戦闘は!?戦おうよ！気絶してんじゃねェよ起きろ!!』
あー！と八つ当たりにルフィ君をガクガクしていると、後ろからゼフさんの叫び声がした
見れば、ギンがゼフさんの義足を折って頭に銃口を向けていて
『ギン…!!』
｢もうやめてくれ、サンジさんレイスさん。俺はアンタらを殺したくねェ｣
ぶっ飛ばしてやる、と言うルフィ君を待て待てと言いつつ止める
｢そうだな、言い分を聞こうじゃねェか｣
少し離れた所に居るサンジがそう言い、ギンが口を開く
｢この男を助けたいだろ？頼むサンジさん、レイスさん
大人しくこの船を降りてくれ｣
『…だとよ』
｢あァ……船を降りろ？｣
『｢やなこった｣』
挑発すんな！と慌てるコックを無視してサンジが話を続ける
｢なんてマヌケな姿だよクソジジイ、そんなんじゃ示しがつかねェだろ？戦うコック共に!!｣
『ほんと、義足折られるなんて油断しすぎ』
｢フン…チビナス共にァ何も言われたかねェな｣
それに対してサンジが声を張る
｢何がチビナスだクソ野郎っ!!!いつまでもガキ扱いすんじゃねェ!!!
ギン、その銃俺に向けろ｣
その言葉に、サンジを軽く横に押して右手のグローブを口で噛む
スルリと外せば、後ろから声が聞こえてきた
｢こいつ危険過ぎるぜ…動くなよ、オーナーの頭を吹き飛ばされたくなかったらな…!!｣
私の方を向くパールの拳が頬に当たった
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祥(プロフ) - こねこさん» わぁぁ！ありがとうございます(*´ω｀人)頑張りますねっ！ (2018年1月10日 6時) (
レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
こねこ(プロフ) - こんばんは^^*とても面白いです…！更新頑張ってくださいね！応援してますっ (2018年1月9日 18時) (レス) id: be237ed739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月27日 4時
