＃１６ ページ17
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｢たかがコックに俺達がやられるか！｣
そう言って一斉に襲いかかってきた奴らに、サンジはしゃがんで前に手をついてそのまま足を上げて回り、敵をのした
そのせいで吹っ飛んできた奴と、サンジに切りかかろうとしてる奴を一緒に蹴り飛ばし、横に並ぶ
『たかがコックだと？』
｢オロすぞてめェら…｣
『それに、あたしはコックじゃなくてパティシエだっつーの』
見りゃ分かんだろ、と鼻で笑い、残ってた1人をパールの方へ蹴り飛ばした
｢ッハ!!蹴りだけで彼らをヤッちまうとは、横着な奴らだね、どうも…そりゃポリシーかい？｣
『料理人は手が命、傷つけるわけにゃいかねェんだよ。ま、そこの眉毛と違ってあたしはグローブ付けてりゃ銃も普通に使うけど』
｢なんか言ったか？｣
何も？と言って煙草に火をつける
私が好んで吸うのはニコタルの強いもの
1回サンジに吸わせたらキツいの吸ってんな、と言われた
あまり屋外で吸うのには向かない香り強めのやつだけど、これが味的に落ち着くから
何かパールがごちゃごちゃ言ってるけど1つも聞いてなかった
『話長ェんだよ変人が！ごちゃごちゃ言ってねェで無傷であたしに勝ってみろ！』
ガン、と蹴るも盾でガードされる
すると飛んできたルフィ君がパールの後頭部に当たり、自分の盾で鼻血を流していた
それに対してパールは挙動不審になり、突然火をたきはじめる
なんでも、猛獣の住むジャングルで育ったがために身の危険を感じると火をたくらしい
あそこにマシュマロ持っていきたいとか考えてるけど怒られそうだから口に出さないでおこう
｢おれに近づくんじゃねーっ！ファイヤーパール!!大特典っ!!!｣
パールが放った幾つもの炎の玉が色々な場所に火をつける
店にまでつきそうな勢いで、私は1つ舌打ちをした
『てめェ店を…!!』
火で囲まれたパールにジャンプでその中に入る
宙で一回転し、蹴りを入れた
『勝手に燃やしてんじゃねェよ!!!』
当然炎の盾で阻止されるも、特に気にせず火の中で降り立った
｢な…何!?猛獣も寄せ付けねェファイヤーパールを!!｣
『バーカ』
タバコを指に挟んでパールに向け、フー、と煙を吐きつつ口角を上げた
『炎が恐くて、厨房に立てるわけねェだろ』
｢ち、畜生ォっ！なんてイブシ銀な奴だっ!!!｣
大きく振りかぶられた拳を前に手をついて避け、その勢いに乗って懐に入り、顔を蹴った
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祥(プロフ) - こねこさん» わぁぁ！ありがとうございます(*´ω｀人)頑張りますねっ！ (2018年1月10日 6時) (
レス) id: cb00cb1df7 (このIDを非表示/違反報告)
こねこ(プロフ) - こんばんは^^*とても面白いです…！更新頑張ってくださいね！応援してますっ (2018年1月9日 18時) (レス) id: be237ed739 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：祥 x他1人 | 作者ホームページ：http://Nano
作成日時：2017年12月27日 4時
